2019年5月4日土曜日

Maxlm DLの日本語化?




Maxlm DLの日本語化が可能か否か、試してみました。

Maxlm日本語化パッチを作成するために
まず、「Resouce Hacker」ソフトウェアでリソースの閲覧、書き換えを行いました。


1.ファイルタブ → オープンで日本語に書き換えるファイル(Maxlm_DL.exe)を取り込む。
 左側のMenuにはメニュー部分の文字列、Dialogにはダイアログ部分の文字列が格納さ
 れている。














2.まず、Menuをダブルクリックして展開する。














3.最初に一番上(ここでは100 : 1033)をクリックして、右側に詳細文字列を表示する。














4.英語の項目を順番に翻訳して行く。(&の次にくる大文字がその項目のショートカットキー)














5.翻訳が終わったら、上の▲ボタン(スクリプトをコンパイル)を押す。
 下の画像に翻訳済みのメニューが表示され、ファイルメニューを
 クリックすると確かにそれぞれ翻訳表示する。














6.次に、DialogもMenuと同様に英語の項目を順番に翻訳して行く。
 翻訳が終わったら、上の▲ボタン(スクリプトをコンパイル)を押す。














日本語化の作業が終われば、ファイル > 保存する。

これだけでは日本語化前のファイルが日本語化に反映されません。
日本語化パッチを生成する必要があります、ここで「WDiff」ソフトウェアを使います。

7.WDiffを起動する。














8.左側に日本語化する前のファイル、右側に日本語化したファイルをD&Dする。














9.差分生成のプルダウンメニューの区分差分、厳密差分、厳密差分2から選び
 差分生成が正常に終わると、画像のように表示する。














10.ファイルメニューの自己展開32bitをクリックする。
 画像のようなメッセージが出れば、パッチの生成が完了。
 (このソフトのフォルダに日本語化パッチが出力される)














11.確かに、日本語化パッチ(TEMPFILE.EXE)が確認できる。

















12.日本語化パッチを、日本語化するソフトウェアがあるフォルダに移動させる。

















13.移動した日本語化パッチをダブルクリックして、パッチ当てする。
 画像中央のようなメッセージが表示されれば、これでOK。


















しかし一連の作業後、当のソフトを起動して日本語化が反映されているか
確かめたところ、日本語化表示がしないではありませんか。

或る情報によりますと、Maxlm DLの実装フォントは「Font8,MS Shell Dlg」
なので、日本語に対応してないらしいです。
日本語対応のフォントは、「MS UI Gothic」や「MS PGothic」ということです。
このことが関係しているのか現時点ではわかりません。














後一歩のところですが残念です。






2019年4月25日木曜日










オートフォーカスソフトウェアのFocusMax V4 (Version: 4.1.0.85)を入手しました。

このソフトを、ASCOMと互換性があるStarizona社 MicroTouch autofocuserに
Maxlm DLと組み合わせて使おうという計画です。

なお、従来のV3はフリーソフトでしたが、このV4は有償(永久ライセンス)です。


FocusMax V4チュートリアル (英文)


ソフトセットアップ後の画面

























また、60日間限定試行版も入手可能です。






2019年4月13日土曜日

MicroTouch Autofocuser [ソフトウェア編]




前記事では、ハンドコントローラーでの手動機能について書きましたが
今回はPCに接続して、その機能について照会してみたいと思います。

まず、必要なソフトウェアをインストールする必要があります。

商品付属のUSBスティックの中身(ファイルフォルダー)です。
(Stargazeサイトからでも入手可)














インストールするソフト(.exe)は、上画像の赤枠の下3個と上段のMicroTouch USB Driver ファイルフォルダーを開いた、下画像の赤枠の1個の計4ソフトです。















インストールが終われば、HCとPCをUSBケーブルで繋ぎ、スタートメニューの「MicroTouch Controller」を起動すると、最初の画面「Movement(移動)」タブです。
この状態ではまだHCと接続されていないので、右上の「Disconnect(切断)」をクリックすると、その左のほうに「Connecting(接続)」ボタンが表示されるので、それをクリックすると接続状態になります。(左下の緑色が断続的に表示)




















次は、「Temperature(温度)」タブです。
















次に、「Diagnostics(診断)」タブです。




















最後に、「Setup(設定)」タブです。





















以上が簡単なソフトを使ってできる機能ですが、実際に使ってみないと
実感できませんね。







2019年4月12日金曜日

MicroTouch Autofocuser [機能編]




Starizona MicroTouch Autofocuserのハンドコントローラーの機能について
確認してみました。

取扱説明書-PDF(英語) を、私が翻訳したものは取扱説明書(翻訳版) です。





















HCの電源ON時の初期画面。
OUTとINボタンでフォーカスモーターを回転。



















MODEボタンを押すと、現在の周囲温度が表示。



















もう一度MODEボタンを押すと、温度補正機能を有効に
するため、SETボタンを押すことにより、「ON」表示になる。




















ラーニングモードを有効にする場合は、SETボタンを数秒間押し続ける。




















フォーカシング中は、「Learning」の文字が点滅します。



















 下の画像は、モーターの方向を逆にする場合の設定。





















フォーカサーの位置をリセットする場合、SETボタンを押し続けます。





















このように、MODEボタンを押すと
温度、学習、ワイヤレス(ON,OFF)、モーター回転、位置のリセットの
メニューに順番に切り替えることができます。








~(つづきは次回)~

2019年4月10日水曜日

Maxlm DLサポートフォーラム




今後Maxlm DLに関するサポートが必要の場合を考えて
「Diffraction Limitedサポートフォーラム」に登録をしました。

サポートフォーラムページ














翻訳画面















まず、サポートフォーラムに投稿(質問)するには、アカウント登録しなければなりません。

アカウント作成ページ














必要項目を入力してLog inボタンをクリックする。しばらくしてメールが届きます。
アカウントを再有効化するために、Eメールアドレスを確認する必要があり
その内容の指示に従います。


Log inページでログインする。
http://www.diffractionlimited.com/forum/index.php?login/


Technical Support Access Request Formページで必要項目を入力する。
https://www.diffractionlimited.com/forum/pages/TechSupport/















Forumsタブをクリックする。














今から質問しようとする内容に近いタグを選択して
(今の場合はGeneral 全般) Post New Threadをクリックする。














タイトル名と本文を入力する。


私が実際に質問投稿したページです。(専門スタッフの方が回答してくれます)


















なお、30日試用限定デモ版でも、サポートフォーラムを利用できるようです。













2019年4月7日日曜日

MaxIm DL Proを使いこなせれるか?




画像処理・カメラ制御ソフトウェア MaxIm DL Pro 6を入手しました。
Diffraction Limited.comサイトの注文ページで手続きをすると、即
永久ライセンスなどのソフトウェアセットアップメールが届きました。
(オプションでUSBスティックでも購入可)
























[ソフトウェアセットアップ手順]

1.MaxIm DL 620.exeのダウンロードとインストールをする。
 http://www.cyanogen.com/down/MaxImDL620.exe

2.「MaxIm DL 6」アイコンをダブルクリックして
 初期画面のHelpメニューの「Enter License...」をクリックする。














3.ライセンス登録画面で、「Load File...」をクリックする。
















4.メール配信の添付ファイル(ライセンスtxtファイル)を開く。
 (今の場合は、先にデスクトップに保存)






































5.ライセンスtxtファイルが、正常に貼り付けられたことを確認
 して、「OK」ボタンをクリックする。





















これでMaxIm DLは、ライセンス認証されたソフトウェアとして使うことができます。

ちなみに、最大2台のコンピューターにインストールすることができます。
ただし、一度に1台のコンピュータでしか使用できません。
これにより、取得と画像処理に別々のコンピュータを使用できますが、たとえば2台
のコンピュータで同時に画像を作成する場合は、2つのライセンスが必要です。
ライセンス契約(英語)
私は、2台のPCにセットアップしてあります。

これから使いこなしていくには、相当の時間がかかると思いますが
当面考えていることは、FocusMaxをMaxIm DLと統合してオートフォーカス機能
を試してみることです。









 

2019年3月31日日曜日

MicroTouch Autofocuser





先日の記事の、Starlight Instruments社 FeatherTouch MicroFocuserに連携する
フォーカスシステムにするために、米国Starizona社 MicroTouch Autofocuser を
同社サイトから直接注文したものが、10日間で届きました。Made In USAです。

Starizonaサイト商品ページ

アイテムリスト
・ハンドコントローラー(中央)
右下反時計回りに
・フォーカスモーター
 (Low-Profile Motor)
・USBケーブル
・AC電源コード
 (DCコードも注文時に選択可)
・コネクタケーブル
 (2本は長さが違う)
・USB(ソフトウェアと取説ファイル)
・フォカサーギア
・六角レンチ





まず、既に鏡筒に装着してあるフェザータッチマイクロフォカサーの
微動フォーカスノブと粗動フォーカスノブの両方を取り外します。



















フォーカスノブの両方を取り外した状態。



















フォカサーギアを取り付ける。



















フォーカスモーターを装着し、固定する。(ネジは付属されていない)





















なお参考までに、ワイヤレス(Wi-Fi)仕様もありますが、この有線キットに
ワイヤレスアイテムを追加出来ないらしいです。
メーカーの記事によりますと、ワイヤレス仕様を使うためには、有線キットを
一旦返却する必要があり、改めてワイヤレス仕様を入手という形になるら
しいです。




~次回につづく~