2019年5月29日水曜日

Maxlm DLのメニュー部分

遂に、日本語化表記に成功 !!




Maxlm DLのMenu部分リソースの英語文字列を、日本語翻訳書き換えして
実際のメイン実行ファイル上で日本語表記するために取り組んできましたが
遂にそれが成功しました。

約1ヶ月かかりましたが
いやはや、ここまで来ると自分で言うのもなんですが執念ですね。

成功したきっかけは、ごく単純なもので、次の画像のように
ソフトをたまたまいじくっていた時の事です。

①メイン画面のViewクリック
②Toolbarsクリック
③Customize...クリック
④CustomizeダイアログボックスのMenuタブをクリック
⑤Resetボタンをクリック
⑥画像のようなメッセージで、「はい」をクリックすると
  瞬時にメニューバーが日本語表記します。














既定の元々のメニュースタイルを、リセットすることにより
日本語表記が反映されて表示されたということでしょうね?。


メニュータブごとにクリックした時の日本語表記 (合成画像)















これで完全に全ての日本語化になっていないようです?。
「String Table」リソース部分の翻訳書き換え作業を現在
行っています。







2019年5月28日火曜日

Maxlm DLの日本語化 (その後)




Maxlm DLのメイン実行ファイルは「Maxlm_DL.exe」ですが
この中には、全てのダイアログボックスを表示するリソース
が格納されておりません。

例えば、Viewバー > Camera Control Windowを開いて見ると
ダイアログボックスは英語表記のままの状態です。















そこで、Resouce Hackerソフトは「.dll」拡張ファイルもリソースの
閲覧、書き換えが出来ることを思い出し、Maxlm DL構成ファイル
(160個)の中から、「Maxlm CCD.dll」拡張アプリケーションの
Dialog部分(55リソース)を翻訳書き換えして、次の画像のように
日本語化表記できました。


















このようにして、Maxlm DL構成ファイルの他の「.dll」拡張ファイル
についても、Dialog部分リソースがあるファイルについては
翻訳書き換えをしました。

















このソフトについては、かなり複雑な構成であることを実感しています。







2019年5月19日日曜日

Maxlm DLの日本語翻訳書き換え完了!




前回記事で、Resouce Hackerでダイアログ部分の日本語翻訳書き換え作業途中と
書きましたが、ようやく全て(251リソース)の書き換えが完了しました。
作業に要した日数は延べ約10日間です。


Resouce HackerでDialog部分の表示。
















英語表記と日本語表記では文字の長さが違う為に、ボタンの長さに文字列が入り切らなく
なるなど調整したい場合は、まずダイアログボックスの目的のコントロールを左クリックして
四角を出します。マウスポインタがこの形になっている時は移動 が可能です。
また、マウスポインタが この状態のときはコントロールの
大きさをそれぞれの方向に変更可能で適当に調整します。
 















なお、この際にMenu部分(Maxlm DL 本ソフトでは日本語化反映不可)も
日本語翻訳書き換えをついでにしました。
Menu部分は少なくて、32リソースです。
これで、メニューバーを日本語表記で閲覧できるので本ソフトと併せて使えます。














最後に、正直なところMenu部分の日本語化反映について、まだ諦め切れて
おりません。







2019年5月12日日曜日

Maxlm DLの一部日本語化に成功!




前回記事で、Maxlm DLの日本語化を試してみて諦めていましたが
その後、諦めきれずに試行錯誤を繰り返した結果、一部の日本語化
に成功しました。
その一部とは、Dialog(ダイアログ)のリソース部分です。
ただ、Menu(メニュー)のリソース部分については、どうしても解決
できませんでした。

前回記事と重複しますが、まず「Resouce Hacker」ソフトでDialogの
リソースの閲覧、書き換えを行います。

英語を翻訳書き換えた後に
フォントの文字部分「FONT 8, "MS Shell Dlg"」も
日本語対応のフォントの「FONT 9, "MS UI Gothic" 」に書き換える。
(ダイアログによって、フォントの文字部分が無表記の場合がある。)
最後に、メニューバーのファイル > 保存を実行する。














後は、「WDiff」ソフトで差分生成ファイルを作り、日本語化前の
「Maxlm_DL.exe」が格納されている場所でパッチ当てをする。


以下は、日本語化が反映されている一例です。

例として、メニューバーのFile > settings...をクリック。














Generalタブ → 全般タブのダイアログ比較。














Fileタブ → ファイルタブのダイアログ比較。














FITS Headerタブ → FITSヘッダ タブのダイアログ比較。












Site and Opticsタブ → サイトと光学タブのダイアログ比較。














Audible Alarmsタブ → 警報音タブのダイアログ比較。















以上のように、確かに日本語化が反映されていることが分かります。

ダイアログボックスは250個余りあり、全て使うものでもありませんが
現在、日本語化書き換え作業は途中なので、まだ相当数残っており
気の遠くなる話ですが、時間をかけてつまつまと全ての日本語化書き
換えをしたいと思っております。

最後に、Maxlm DLを使っておられる方で、少しでも興味のある
記事であれば幸いです。







2019年5月4日土曜日

Maxlm DLの日本語化?




Maxlm DLの日本語化が可能か否か、試してみました。

Maxlm日本語化パッチを作成するために
まず、「Resouce Hacker」ソフトウェアでリソースの閲覧、書き換えを行いました。


1.ファイルタブ → オープンで日本語に書き換えるファイル(Maxlm_DL.exe)を取り込む。
 左側のMenuにはメニュー部分の文字列、Dialogにはダイアログ部分の文字列が格納さ
 れている。














2.まず、Menuをダブルクリックして展開する。














3.最初に一番上(ここでは100 : 1033)をクリックして、右側に詳細文字列を表示する。














4.英語の項目を順番に翻訳して行く。(&の次にくる大文字がその項目のショートカットキー)














5.翻訳が終わったら、上の▲ボタン(スクリプトをコンパイル)を押す。
 下の画像に翻訳済みのメニューが表示され、ファイルメニューを
 クリックすると確かにそれぞれ翻訳表示する。














6.次に、DialogもMenuと同様に英語の項目を順番に翻訳して行く。
 翻訳が終わったら、上の▲ボタン(スクリプトをコンパイル)を押す。














日本語化の作業が終われば、ファイル > 保存する。

これだけでは日本語化前のファイルが日本語化に反映されません。
日本語化パッチを生成する必要があります、ここで「WDiff」ソフトウェアを使います。

7.WDiffを起動する。














8.左側に日本語化する前のファイル、右側に日本語化したファイルをD&Dする。














9.差分生成のプルダウンメニューの区分差分、厳密差分、厳密差分2から選び
 差分生成が正常に終わると、画像のように表示する。














10.ファイルメニューの自己展開32bitをクリックする。
 画像のようなメッセージが出れば、パッチの生成が完了。
 (このソフトのフォルダに日本語化パッチが出力される)














11.確かに、日本語化パッチ(TEMPFILE.EXE)が確認できる。

















12.日本語化パッチを、日本語化するソフトウェアがあるフォルダに移動させる。

















13.移動した日本語化パッチをダブルクリックして、パッチ当てする。
 画像中央のようなメッセージが表示されれば、これでOK。


















しかし一連の作業後、当のソフトを起動して日本語化が反映されているか
確かめたところ、日本語化表示がしないではありませんか。

或る情報によりますと、Maxlm DLの実装フォントは「Font8,MS Shell Dlg」
なので、日本語に対応してないらしいです。
日本語対応のフォントは、「MS UI Gothic」や「MS PGothic」ということです。
このことが関係しているのか現時点ではわかりません。














後一歩のところですが残念です。