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2018年9月20日木曜日

オールスターポーラーアライメントの手順確認(その3)


昨日(9/19)23時頃から、オールスターポーラーアライメントの手順を確認してみた。

今回は先日(9/2)と同様に基準星は同じいですが、EQ2スターアライメントの方法でしてみた。
この方法は、Alt-Az2スターアライメントとほぼ同じ手順ですが、高度指標マーカーを整列
させる必要は無い。

まず、基準星1を「フォーマルハウト(1.15等級)、方位角+184°/高度+24°」に、「ディフダ(2.00等級)、方位角+156°/高度+32°」を基準星2にそれぞれ選んでEQアライメントを完了させた。

アライメント完了後何もしていないので、基準星2の「ディフダ」でオールスターポーラー
アライメント作業を進めて行き、最後の「ディスプレイ ア」で極座標誤差値を確認すると、全て「0」数値であった。

次に、この時間帯は他に明るい星が見当たらないので、「フォーマルハウト」を自動導入して
アイピースを覗いてみると、ほぼ中心付近の位置にとらえていた。

引き続き、スターシュート・オートガイダーによるオートガイド動作テストを始めたものの、
作業途中で雲が出始めたため、残念ながら中止した。

今回のEQ2スターアライメントは、Michael_Swansonさんが推奨するアライメント方法
で、この方法がやり易いような実感でした。

















ところで、9月に入ってからの気候は、ものの2日も続けて好天の日がないようですが
7月~8月にかけてのあの酷暑は何だったのかという感じで、これも近年の異常気象
でしょうか?、また地球温暖化をストップできない人類の"つけ"でしょうか?










2018年9月4日火曜日

オールスターポーラーアライメントの手順確認(その2)


昨日(9/3)も20時頃から、オールスターポーラーアライメントの手順を実際に
確認してみた。

作業を始める前に、三脚をほんの少し西方位に調整してみた。
今回は、土星周辺の「カウス・アウストラリス(1.75等級)」と「ヌンキ(2.05等級)」を
基準星に選んだ。
最初のEQアライメントは失敗、というのも「ヌンキ」のすぐ近くの「アスケラ」を「ヌンキ」
と思い込み作業を進めたため、HCのデータベースと不一致してエラーとなった。
やり直してEQアライメントを完了。次に、基準星2の「カウス・アウストラリス」を
導入し直して同期させる。
続いて、マウントの調整でウェッジの調整ツマミを回す作業では、高度ツマミ
を赤緯の高い方へ、また方位ツマミも東の赤経方位へ回した、極軸がズレている
ということですね。
極軸アライメントを完了後、火星を自動導入してみたところ、ほぼアイピースの
視野内に捉えることができたが、アイピースの中心に自動導入させるには
まだまだ導入精度を高める余地があると思っています。

なお、極軸アライメントを完了後に、再度もう一度極軸アライメントをし直しするかを
促す表示する画面で、メニューから「ディスプレイ ア」を選択すると
高度と方位角の極座標誤差値を確かめることができますが、全て「0」数値なら
極軸調整が良いということになります。

         




2018年9月3日月曜日

オールスターポーラーアライメントの手順確認(その1)


昨日(9/2)23時頃、雲は多少出ていたがオールスターポーラーアライメントの
手順を実際に確認してみた。

この時間になると、南側の空の明るい星は極端に少ないようです。
まず、EQオートアライメントで基準星1を「ディフダ(2.0等級)」に、基準星2を
「フォーマルハウト(1.15等級)」をそれぞれ選んでEQアライメントを完了させた。

次にアライメント後、別の星を選んでおらないので、基準星2の「フォーマルハウト」
を導入し直して同期させる。
ここまでは順調に進んできたが、最後のところのマウントの調整で、ウェッジの
調整ツマミを回す時点でてこずり、そのうちアイピースの視野から消えてしまった。
後で考えてみると、調整ツマミを雑に扱ったようです。
結局、正しい極軸調整も確認できないままに終わりました。


2018年9月1日土曜日

All-Star Polar Alignment (ASPS)機能で極軸調整

9月17日 再編集

NexStar SE8(ウェッジ装備)にAll-Star Polar Alignment (ASPA)
オールスターポーラーアライメント機能を使い,極軸調整をする実行手順を
自分なりにまとめてみた。









【手順】

① HCでアライメント方法を表示させるためENTERを押し、「EQ北半球アライメント」を
  選択してENTERを押す。

② 時刻、標準時(タイムゾーン)、日付を入力してENTERを押す。

③ 「EQオートアライメント」選択してENTERを押すと、架台のインデックスマークを
  合わせるよう指示があり、合わせてENTERを押す。

④ 子午線確認の指示があり、鏡筒をその方向に向けてENTERを押す。

⑤ 基準星1の選択を促されるので選ぶと、その星にほぼ向く。

⑥ 基準星をファインダースコープの中に入れENTERを押し、アイピースの
  中心にとらえたらALIGNを押す。

⑦ 次に、二つ目の基準星2の選択を促されるので、その星を選び、上記⑥と同様に
  実行する、"EQアライメント完了"と表示されればこれでOK。

ここからがAll-Star Polar Alignment 機能。

⑧ EQアライメント完了後に何もしていないので、最後の基準星に導入されている。
  (事前に地平線や天の北極に近くない星を導入しておく。)

⑨ ALIGNを押すと、(最初「基準星」と表示しますが、基準星を変更したい場合は、ここで
      ENTERを押せばできる)。上下ボタン(6と9のキー)を使い、「極軸アライメント」を
     選び、 「アライメント マウント」を選ぶと、その最後に自動導入した星(今の場合は最後
  の基準星2)が表示されるので,ファインダースコープの中に入れENTERを押し、アイピ
    ースの中心にとらえたらALIGNを押すと、「同期されます」と約3秒表示、ENTERを押す。



                  
⑩ そうするとマウントは若干動き、「極軸の設定の手順を開始します」と表示
  するので、ENTERを押す。











⑪ マウントの調整を促す指示がでるので、ウェッジの調整ツマミのみを使い
  (HCの矢印ボタンを使わない)星をアイピース視野中央に合わせたら
  ENTERを押すと完了。




   
  以上の実行手順を実際に後で確認したいと思います。

実は、このオールスターポーラーアライメント機能について、最近になり知りました。
当然、NexStar SE8購入時の取扱説明書には掲載されていない。
私の観測環境は南向きになので、いわゆる北極星での一般的な極軸調整はでき
ないので、何か別の方法がないかと調べてみた。

まず、海外の天体観測家の間で情報交換や質問などを公開している
サイトCloudy Nights (曇った夜) (全て英文)に質問してみた。
すると早速Michael_Swansonさんという方から、情報提供の返信投稿をいただいた。
nexstar resource siteの中のNexStar HandControl Version4 UsersGuide.pdf ( 11ページ)
に、オールスターポーラーアライメントについて説明。

前述のサイト(Cloudy Nights)を見てみて感じたことは、海外ユーザーの方は、日本
国内に比べて結構沢山おいでるようです。

また、一方国内のNexStar SEユーザーについても調べて見ましたところ少ないですね!
それでも、Erlangさんという方から詳しいアドバイスをいただきました。


Michael_Swansonさん、Erlangさんの両氏のアドバイスに感謝を申し上げます。