2021年3月26日金曜日

惑星天文書の目次一覧



以前の記事 フランス出版の「Planetary Astronomy」(惑星天文学)英語版の

翻訳目次一覧(4~6ページ)です。

これからいよいよ本文の翻訳に取りかかりますが、各ページ本文は公開できません。


(アレンジしてあるため、原本とは異なります)











2021年3月24日水曜日

sharpcapフォーラムは情報満載?!(その2)

 


前回記事でSCフォーラムのおおまかな事を書きましたが

[一般]のコーナーを見ていただければ気付かれると思います、5行目にSCの

ベータバージョンについての項目があります。

この中では、SC4.0ベータ版関連のトピックスを見つけることができるはずです。

サイト管理者(開発者)の、次期新機能についての概要説明に対する問題点や

提案などを投稿者が提起し、サイト管理者がそれに答える形でディスカッション

されています。

以前の記事「SharpCap次期新機能のQ&A」は、この中から選んで書いたものです。

是非、皆さんもここを閲覧してみて下さい。









2021年3月23日火曜日

sharpcapフォーラムは情報満載?!



 当方は、2年前から「sharpcapフォーラム」サイトに登録しておりますが

少しこのフォーラムについて触れてみたいと思います。


このサイトは書くまでもありませんが、ソフト発祥の英国です。

フォーラムは、大きく分けて三つのコーナー(以下の画像は分かり易いように

するため翻訳したものです)になっており、閲覧または投稿する上でいわば

入口となり、自分が知りたいことや関心がありそうな投稿欄を見るための

目安になります。

英語が苦手でも翻訳ツールで十分です、自分の殻から一歩踏み出し

他のアマチュア天文家の投稿欄からヒントや参考になることを発見できる

かもしれません?。

ということで、このフォーラムの活用をお勧めしたいと思います。


sharpcapフォーラムサイト


[一般]



[ヘルプ&サポート]



[sharpcapの使用]







SharpCap 4.0ベータ版のアップデート情報!(2021/03/22)

 


4.0ベータ版のアップデート v4.0.7572 (64 bit) 情報です。



・QHY社のSDKが更新されました - バグ修正と新モデルのサポート

・翻訳の更新

・多くのバグフィックス







2021年3月22日月曜日

SharpCap次期新機能のQ&A (パート5)

 




SharpCap次期新機能の目玉になる「シーケンサーツール」について

SharpCapフォーラムで、或る投稿者(仮にfさんとします)と開発者との

やり取りのQ&Aです。(2021/03/21)


[Q-fさん]

私の目的は、太陽系外惑星の遷移を画像化することです。午後11時30分に始まり、午前4時

に終了します。午後8時にセットアップを操作できるようになり、3.30時間待つ必要があり

ます。したがって、RUNコマンドで「at'time '」オプションを追加したり、シーケンスを実

行する前にWAIT'elapsed_time'を追加したりするのはとても面白いでしょう。


もう1つの提案は、フォルダーとは独立して画像のシリアル番号を管理することです。複数の

シリーズのすべての写真を同じフォルダに入れるのは難しいようだと読みました。ただし、

同じ名前のファイルが複数あることを回避するには(フォルダーをマージする際の問題)、

画像のシリアル番号のリセットを制御する必要があります。 CCDオートパイロットはこのよ

うに機能します。とても便利です。

そのすべてについてどう思いますか?


[A-開発者]

1)特定の時間が利用可能になるまで待機します-「WaitUntil」ステップがあるため、シーケ

ンサーに「WAIT UNTILLOCALTIME23:30」を含めることができます。


2)キャプチャされたすべてのファイルをフォルダにグループ化することが可能です-「ファ

イル名とフォルダ名を配置してシーケンスキャプチャファイルをまとめる」手順を使用しま

す。

シーケンスプランナーを使用している場合は、最初にプランを設定してから、[詳細編集]ボ

タンを使用してプランを完全なエディターに移動し、微調整します。

最後に、これが探しているファイル番号ではないことはわかっていますが、ファイル名に

{FrameTime}テンプレートパラメータを使用することを検討してください。これにより、フ

ァイル番号が重複している場合でもファイル名が一意になります。



 

2021年3月21日日曜日

SharpCap次期新機能のQ&A (パート4)




SharpCap次期新機能の目玉になる「シーケンサーツール」について

SharpCapフォーラムで、或る投稿者2人(仮にdさん、eさんとします)と開発者との

やり取りのQ&Aです。


[Q-dさん]

Sharpcap 4シーケンスベータでのディザリングに関して、いくつかのクエリの容易さを明確

にできますか?

1.ピクセル単位のディザ量はどこに設定されていますか?

2.ディザリングは、phd2にリンクされたキャプチャ間でのみ発生し、ライブスタックでの可

 能な限り短時間の露出中には発生しませんか。

3.ブレッサーバージョンやオリオンスターシュート16と同じ、探索科学的な16mpディープ

 スカイカラーカムを使用していると思います。 ascomドライバーがあり、v3.2までの

 sharpcapで正常に動作します。 センサー分析後、脳機能が使えなくなりました。 ascom

 でサポートされているカメラはこの機能で制限されていますか?


[A-開発者]

1.ディザリング量は、設定の「ガイド」ページで設定されるようになりました。これは、ラ

 イブスタッキング内のディザリングとシーケンサーツールによってトリガーされるディザリ

 ングに適用されます。

2.シーケンサーでは、ディザリングを使用するには、カメラを「静止」モードにする必要が

 あります。これは、ディザリングが発生している間、SharpCapがキャプチャを完全に一時

 停止できることを意味します(ライブスタッキングで使用される短い露出も必要ありませ

 ん)。

3.v4.0ではスマートヒストグラム/頭脳を壊したり制限したりするつもりはありません-どう

 いうわけか間違ったファイルを探しているのではないかと思います。 ログを見ると、センサ

 ー分析ファイルの検索に関するエントリが見つかります。

CODE: SELECT ALL

Info    18:45:38.542090 #1 Did not find sensor characteristics at C:\Program Files (x86)\SharpCap 4.0\SensorLibrary\AA115MTEC~MONO8.json

Info    18:46:04.644927 #1 Loading library sensor characteristics from C:\Program Files (x86)\SharpCap 4.0\SensorLibrary\ALTAIRGP224C~RAW8.json

ファイル名を確認し、保存される解析ファイルを確認してください。

CODE: SELECT ALL

C:\Users\<your windows user name>\AppData\Roaming\SharpCap\SensorCharacteristics



[Q-eさん]

・子午線反転機能を追加する予定はありますか? 私はオプションでそれを見ていません。

・暗いフレームを取得して(たとえば、フィルターを暗いとして設定します。これは私が使

 用しているものです)、次に記録される画像にそのような暗いフレームを自動適用する方

 法はありますか? これを行う唯一の方法は、シーケンスを作成する前に手動でDarkを取得

 し、フォルダーパスからそれをロードするブロックを追加することです。

・たとえば、20分間に0.5秒のフレームを撮りたい場合、フレームのドロップを回避するた

 めに、ライブモードと静止モードの間のパフォーマンスに関する推奨事項はありますか?

 「高速モード」や「ハードウェアビニング」などのオプションは、その目的にも役立ちます

 か?


[A-開発者]

・子午線反転-はい、最終的には、しかしまだです-これは4.0リリース(4.1?)の後に私が

 考えることを計画していることです。

・暗いフレームを取り、使用します-まだです-シーケンサーは、従来の「今すぐキャプチャ

 して後で処理する」イメージングをよりターゲットにしています。

・2秒未満のフレームの場合、ライブモードがおそらく最適です(ディザリングが必要な場合

 を除き、静止モードが必要です)。 ライブモードでフレーム間で失われる時間は、カメラ

 のブランドに大きく依存します。それほど多くない場合もあれば、重要な場合もありま

 す。0.5秒のフレームでは、フレームドロップが存在しないことを願っています。




SharpCap次期新機能のQ&A (パート3)

 



SharpCap次期新機能の目玉になる「シーケンサーツール」について

SharpCapフォーラムで、或る投稿者(仮にcさんとします)と開発者との

やり取りのQ&Aです。


シーケンサーに関する一般的なフィードバック


[Q-cさん]

GUIまたはエディターの左下のテキストのいずれかで、既存のステップをコピーして貼り付

けることができると便利です。 私は現在、外部エディターを使用して、シーケンサーにロー

ドすることになります。


[A-開発者]

GUIでコピー/貼り付けできます-1つ以上のステップを選択し、Ctrl + C / Ctrl + Vを使用し

ます。 これらを[編集]メニューに追加する必要があると思います。


[Q-cさん]

「設定温度に達するまでスリープ」するのは良いことです(到達しない場合はタイムアウト

しますか?)


[A-開発者]

最善の方法は、組み込みのクールダウンステップを使用することです。これにより、指定さ

れた速度でカメラが呼び出されます。 ウォームアップステップもあります。


[Q-cさん]

左下のウィンドウで順番にテキストを編集できると便利です。


[A-開発者]

私はこれについて自分で疑問に思いました–編集が無効な構文につながるときに何をすべきか

を理解するのは困難です。 それを本当に使えるようにするには、問題がどこにあるかを正確

に示す方法が必要です。これは非常に多くの作業になります。


[Q-cさん]

マウントコントロールのためにRA/Decの単位(時間、度など)を記載した方が良いかもしれ

ません。


[A-開発者]

現在、単位は10進数の時間と10進数の度になっていると思います。おっしゃるとおり、これ

を明確にすべきですね。シーケンスプランナーツールを見ると、一般的に使用されている

Ra/Decフォーマットで座標を入力する方法を追加しました。試してみて、うまくいったら教

えてください。


[Q-cさん]

フォーカス障害の条件?


[A-開発者]

これまで、条件や変数を避けてきました。これらを追加すると、全体が本格的なプログラミ

ング言語になり、非常に複雑になります。 複雑さが増す中で、可能性のあるいくつかのこと

が次のようになります。エラーブロックを無視する。 エラーブロックでの再試行。 エラーブ

ロックがある場合は、回復手順を実行します。


[Q-cさん]

「RA / Dec」座標リピート関数でオブジェクト名の指定も許可されていると便利です。コー

ドが大幅にクリーンアップされるため、シーケンスを作成するためにスクリプトを使用する

必要がありません。


[A-開発者]

良い考えです。


[Q-cさん]

フォーカスについては、X分、N枚、Y度の温度変化でフォーカスをやり直す必要があること

が多いです(少なくとも、他の主要なシーケンスツールはそうなっています)。私の場合

は、X分ごとにオートフォーカスしてくれれば満足です。


[A-開発者]

「定期的なタスクを実行...」ブロックを使用してこれを達成できるはずです-これは、指定さ

れた間隔で実行される一連のステップを設定します。 静止モードでカメラを使用してキャプ

チャする場合、ステップは他のステップ間またはフレーム間でのみ実行されることに注意し

てください。 これは、定期的なディザリングが実装される方法です。





SharpCap次期新機能のQ&A (パート2)




SharpCap次期新機能の目玉になる「シーケンサーツール」について

SharpCapフォーラムで、或る投稿者(仮にbさんとします)と開発者との

やり取りのQ&Aです。


[Q-bさん]

シーケンサーに関しては、ライブスタッキングがシーケンサーに含まれていることを望んで

います。 ガイドとディザリングを備えたライブスタッキングを使用して、短い露出フレーム

のサブスタックを作成し、数分ごとに保存します。 結果として得られるサブスタックは、長

時間露光フレームのように処理して、深い画像をさらに後処理します。 これはEAAの目的だ

けではありません。 このようにして、ハードディスクをいっぱいにすることなく、何時間に

もわたって短時間の露光という利点を得ることができ、後処理時間を短縮することができます。

したがって、シーケンサーにライブスタッキングを含めることは素晴らしいことです。


[A-開発者]

シーケンサー内から制御できるようにしたいライブスタッキング機能の詳細を教えてくださ

い。 スタッキングの開始/スタッキングの停止/保存/リセットで十分ですか? それともそれ

以上のものが必要ですか?


[Q-bさん]

私が想像するのは、ライブスタッキングシーケンスを開始し(5〜6分)、サブスタックを保

存し、ライブスタッキングを終了し、ターゲットをプレートソルブして再センタリングし、

ライブスタッキングを再開してループを繰り返し、サブスタックで長い合計露出を達成し、

継続することです 目標。 頻繁なプレートソルビングとリセンタリングは、ガイドとディザリ

ングに取って代わる可能性さえあります。 短時間の露出ではガイドは実際には必要ありませ

ん。ターゲットの再センタリングは、ディザリング効果を得るにはおそらく十分に不正確で

す。 ガイドカメラと高価なマウントがなくてもできます。 これは経緯台でも機能するはずで

す。そしてもちろん、夜間にターゲットを変更したり、カメラの設定などを変更したりでき

ると便利です。

例として、7.6時間以上のライブスタッキングとサブフレームを備えたアイリス星雲を取り上

げました。


これらは、76個のサブスタック内の2280個の12秒フレームです。 2280個のシングルフレ

ームよりも76個のサブスタックを後処理する方がはるかに簡単です。


SC3.3シーケンサーにライブスタッキング機能を統合していただきありがとうございます。

ちなみに、ガイドなしのディザ機能(APTにはこのようなものがあります)を実装すること

についてどう思いますか?

上記の私の例では、プレートソルブとリセンターは、認識可能なプレートソルブに十分な星

がある限り、短時間の露出のガイドを置き換えることができます。 ディザリングは、最近の

人の不正確さによって行われます。

ガイドなしのディザ機能を使用すると、ディザリングのリセンターの不正確さに依存する必

要がなくなります。 これは、random.normalvariateメソッドを呼び出し、最近のターゲッ

ト位置の周囲のRAとDECの位置をランダムに変更するスクリプトで行いました。

想像してみてください。ピクセルエラーを滑らかにするために位置を維持し、ディザリング

を頻繁に行う、数時間にわたる短時間の露出ライブスタック-ガイドスコープ、ガイドカメ

ラ、ガイドソフトウェアは不要で、SC3.3シーケンサーのみが必要です。

ガイドなしでディザリングするという考えは、私が実際に考えたものではありません。確か

に、何かが可能であるように思われます。 





 

SharpCap次期新機能のQ&A (パート1)





SharpCap次期新機能の目玉になる「シーケンサーツール」について

SharpCapフォーラムで、或る投稿者(仮にaさんとします)と開発者との

やり取りをQ&A形式で抜粋してみました。


[Q-aさん]

シーケンスが実行されると他には何もできないというのは正しいのでしょうか?カメラの冷

却中に望遠鏡の位置合わせやピント合わせなどをしたかったのですが、SCはシーケンスを実

行するだけで他のことは何もできず、他のボタンはすべて無効になってしまうのでしょう

か?


[A-開発者]

シーケンスが実行されると何もできないという事実ですが、これは意図的なものです。 望遠

鏡の位置合わせがカメラのクールダウンに影響を与えることはないことはわかっています

が、一般に、ユーザーが実行できるアクションがシーケンサーの下で実行されているアクシ

ョンに干渉するかどうかを判断することはほとんど不可能です。 UIは、シーケンサーの実行

中にロックアウトされることを目的としています(シーケンスを停止または一時停止するボ

タンを除く)。


[Q-aさん]

シーケンサーへの提案:

カメラの下に「フレームのキャプチャを一時停止」と「フレームのキャプチャを続行」を追

加します。 そうすれば、キャプチャはすべて同じディレクトリに保存されます。


[A-開発者]

ここでのあなたの本当の目標はファイル編成だと思います? 一時停止/再開オプションは目

標を達成するための少し不器用な方法のように思われるので、私はそれに対処する方法を考

えようとします。


[Q-aさん]

ある意味、ファイル編成です。しかし、それは私がシーケンサーで遊んでいて、そのディザ

リングの方法を考えているという事実から来ています。 ディザリングの実行中にフレームを

キャプチャせずに設定する方法はいくつかありますが、そのたびに新しいディレクトリが作

成されます。 そして、私は短い(より)露出を使用するので、10フレームごとにディザリン

グします。 300の露出のセットがある場合、それは1つのセットを含む30のディレクトリが

あることを意味します。


[A-開発者]

これが起こると私が想像する方法は、カメラを静止モードに設定し、ディザリングを定期的

に(おそらく5分ごとに)実行できるようにするブロックを使用してから、すべてのフレーム

を1つのステップでキャプチャすることです( 例として、120 x 1分間の露出)。

カメラが静止モードの場合、定期的なディザリングはフレームが終了するまで待機し、ディ

ザリングステップを実行してから、次のフレームを取得します。 これにより、追加のディレ

クトリがなく、可能な限り単純なシーケンスで、必要な結果が得られるはずです。


[Q-aさん]

ディザ部分はガイドPHD2に接続されていませんか? この方法でデバイスを作成しよう

としています。


[A-開発者]

はい、その通りです。特定の間隔でのディザリングはPHDに接続されています。

ただし、すべてが失われるわけではありません(少なくとも長期的には)。 定期的なディザ

リングは、任意のステップを定期的に実行できるシーケンサーブロックを追加できるように

実装されています(基本的には、<N>秒ごとに実行されますが、1つのステップの間でのみ

実行できます) 静止フレームをキャプチャするときの次のフレームまたはフレーム間。 これ

を一般的に使用できるようにすることにはいくつかの複雑さがあったと思うので、最初は有

効にしませんでした。間違いなく高度なセクションにある必要があります。





2021年3月19日金曜日

SharpCap4.0ベータ版の言語でちょっとした疑問?

 


SharpCap 4.0 ベータ版には現在のところ一部ですが、日本語、ドイツ語、フランス語、中

国語の各言語が提供されていますが、その翻訳ファイルの中には何故か英語ファイルが入っ

ていません。

じゃー英語を母国語としているユーザーの皆さんはどうすればよのか?という疑問に

なりますね。


そこで、開発者のRobin氏いわく、次のように説明してくれました。

「UIの英語のテキストバージョンは、SharpCapアプリケーション(.exe、.dll)ファイルに

組み込まれています。 画面に何かが表示されようとすると、SharpCapは翻訳ファイルを調

べ(翻訳された言語を使用している場合)、英語のテキストを翻訳されたテキストに変換し

ます。」


つまり、翻訳ファイルが存在(空白)しなければ自動的に英語のプログラム表示に

なるということです。


下のスクリーンショットは、各翻訳ファイルを収めてあるフォルダーを削除した後に

同じディレクトリ内にあるプログラムファイル(SharpCap.exe)を起動した状態で、確かに英

語表示になりました。




ちなみに、このプログラムの日本語訳は、日本の或る方が中心となり開発者と協力

しながら進められておられます。





2021年3月17日水曜日

SharpCap 4.0ベータ版のアップデート情報!

 


4.0ベータ版のアップデート(v4.0.7529.0)情報です。


ダウンロードページ


* スマートヒストグラムの空の背景測定で、最適化するカラーチャンネルを選択できるよう

 になりました。

* 最終調整段階での極座標表示の文字を大きくするオプション。

* 進行中のライブスタックの名前を変更する機能。

* 座標のリストを受け取ることができるシーケンサーのステップでは、より幅広いフォーマ

 ットに対応し、座標と一緒にターゲット名も受け取ることができます。







2021年3月16日火曜日

SharpCap次期新機能の情報!(その2)

 


SharpCap次期新機能のもう一つの目玉で「カメラ静止モード」について

簡単に紹介しておきます。(以下、開発者の記事引用)


これまでのSharpCapは、カメラを音声カメラのように動作させていましたが、「静止モー

ド」はSharpCapにとって大きな変化です。つまり、常に画像を撮影して画面に表示し、録

画ボタンを(事実上)押したときにだけ保存するというものでした。しかし、高解像度の

CCDカメラや、現在開発中のアスコム社製ドライバで接続されたデジタル一眼レフカメラで

は、問題が生じます。これらのカメラでは、画像のダウンロードに時間がかかり、

SharpCapアプリケーションがロックしてしまい、ほとんど使用できないことがあります。

カメラ静止モードに変更するオプションがあれば、SharpCapでこれらのカメラをより使い

やすくすることができます。


ツールバーの左端にある「ライブビュー」ボタンを切り替えることで、動画モードと静止画

モードを切り替えることができます。


ビデオモードでは、ツールバーは以下のように表示されます。


静止モードに入るためにライブビューをオフにすると、次のようになります。



静止モードで気づく主な違いは、以下の通りです。

* キャプチャーボタンを押さないと、カメラから画像が取り込まれません。

* ツールバーに「フレーミングショット」ボタンが表示され、カメラから1枚の画像が撮影さ

 れますが、ファイルには保存されません。

* カメラにゲイン調整機能があり、SharpCapがカメラのゲイン調整機能を理解している場合

 は、「フレーミングショット」ボタンの下のドロップダウンに「フレーミングショット・

 クイック」ボタンが用意されています。クイックバージョンのボタンは、ゲインを最大に

 し、明るさがほぼ同じになるように露出を下げ、1枚のショットを撮影して画面に表示した

 後、ゲインと露出を元の値に戻します。

* ライブスタックなどの一部のツールを有効にすると、カメラは自動的に動画モードにな

 り、これらのツールを閉じるとカメラは静止画モードになります。もし、ツールがカメラ 

 をビデオモードにしてはいけない場合や、不必要にビデオモードにしている場合があるよ

 うでしたら、ぜひ教えてください。

* 既存のキャプチャーボタン(「キャプチャー開始」、「クイックキャプチャー」、「スナ

 ップショット」)は、舞台裏での実装は若干異なりますが、ビデオモード時と同様に動作

 します。

* シーケンサーツールをディープスカイイメージングに使用する場合は、ビデオモードより

 も静止モードでのキャプチャーを推奨します。周期的なディザリングなど、シーケンサー

 ツールの一部の機能は、フレーム間でディナーを行うために、カメラを静止モードで動

 作させる必要があります。


SharpCapで一般的に使用されているカメラ(Webカメラを除く)のほとんどは、カメラの

静止画モードと動画モードの切り替えに対応しています。現在のところ、少なくともAltair、

Ascom、Atik、Moravian、QHY、SX、ZWO、Test Cameraが対象となっています。需要が

あり、カメラSDKが個々のフレームの撮影をサポートしていれば、他の種類のカメラをこの

リストに追加することも検討します。

なお、ライブモード専用のカメラや静止モード専用のカメラを起動したい場合は、カメラを

起動する前に「ライブビュー」ボタンの状態を正しく選択する必要があります。





SharpCap次期新機能の情報!(その1)



 SharpCap次期新機能の目玉の一つで「シーケンサーツール」について

簡単に紹介しておきます。(以下、開発者の記事引用)


シーケンサーは、おそらくSharpCap 4.0の最大の新機能であり、その仕組みを理解するため

に暗闇の中を歩き回らなくてはならないことを避けるために、ある程度の紹介が必要です。

まずは、スクリーンショットから始めます。



子供にプログラミングを教えるためのツール(ScratchやLego robotics invention system

など)を知っている人なら、ここで何が行われているのかを正しく理解できるだろう。左側

には、特定のタスクにSharpCapを作成できるブロックがずらりと並んでいる。必要なブロ

ックを中央のエリアにドラッグするだけで、新しいブロックを追加しながらシーケンスが構

築されていく。ブロックの中には、カメラの開閉など非常にシンプルなものもあれば、オー

トフォーカスの実行やマウント位置のプレートソルーションと再同期など、はるかに複雑な

ものもあります。


各ブロックには、右側に表示されているいくつかのプロパティがあります。例えば、フィル

ターホイールを特定のフィルターに移動させるブロックの場合、ブロックの編集中にフィル

ターホイールが接続されていれば、SharpCapはそのフィルターをリストアップしてくれま

す。このため、シーケンスを作成しているカメラをSharpCapで開き、シーケンスを設計す

ることをお勧めします。


もちろん、シーケンスをファイルに保存して、後から読み込むこともできます。シーケンス

を実行するには、作成またはロードした後に「実行」ボタンを押すだけです。

また、シーケンスを実行する方法を追加したいと考えています。

使用した10個のシーケンスをワンクリックで実行するメニューアイテムなどです。シーケン

スが実行されると、シーケンサーウィンドウの「停止」ボタンを押すか、「シーケンサース

クリプトのキャンセル」メニュー項目を選択することで、いつでも停止することができま

す。ただし、シーケンスは即座に停止しない場合があります。シーケンスを停止する前に、

すでに進行中のブロックが完了する必要がある場合があります。


もう一つのボタンは、シーケンサーウィンドウの「Test」ボタンです。このボタンは、ウィ

ンドウ中央のシーケンスブロックリストでハイライト表示されているブロックを1つだけ実行

します。これは、シーケンス全体を実行することなく、ブロックが思い通りに動作するかど

うかをテストするのに最適です。


左側の「繰り返し(Repeat)」タブには、同じ手順を何度も実行するためのブロックがいくつ

かあります。これらのブロックは、他のブロックのリストを含むことができるという点で特

殊です。

これまでのところ、一定回数の繰り返し、フィルターのリストの繰り返し、夜明け/夕暮れ/

真夜中までの繰り返しが可能です。今後、さらに多くの種類の繰り返しブロックが追加され

る予定です。


プログラミングの経験がある方は、条件付きブロックがないことにお気づきかもしれませ

ん。つまり、特定の条件が真である場合にのみ、いくつかのステップを実行するシーケンス

を書く方法がないのです。これは、特定の条件が満たされた場合にのみ、いくつかのステッ

プを実行するシーケンスを記述する方法がないということです。また、変数や関数もありま

せん。ただし、保存された別のシーケンスファイルを実行するブロックがあり、必要に応じ

て非常に簡単な関数を実装するのに使用できます。











2021年3月14日日曜日

惑星天文書の翻訳に挑戦 !!(その2)



前回記事の続きで・・・

今度は、プリンターで1ページごとのスキャンをしてPDFファイルを作成するために

PCからネットワーク接続でScanツールを起動。





一度に全ページ(288P)は、かなりの時間を要するため、任意のページ分ごとに

PDFファイルを作成してフォルダーに保存。(下の画像は途中分)



これ以降の編集作業は、「PDFelement」ソフトを起動して・・・。

各PDFファイルを結合して一個のファイルを作ります。





このままでは英文を日本語訳に編集できませんので

OCR(光学文字認識)処理をしてやらなければなりません。




適用ボタン後、これで編集可能なファイルに変換されたことになります。


さて、これからが大変な翻訳作業になりますが、根気よくやっていきたいと思います。





2021年3月13日土曜日

SharpCap v4.0ベータ版の一部に日本語!



 既に、SharpCap 4.0 ベータ版を試行されている方もおいでるかも知れませんが

プログラムの一部について他の言語への翻訳を追加し始めました。 これまでの

ところ、メニューとコントロールの名前 / 値は日本語訳してあります。

なお、v4.0リリースまでに今後徐々に増やしいくようです?。




これから試されるユーザー向けに、以下に注意点などのアナウンスを書いておきます。

(直訳)

注意: SharpCapのベータ版は通常よりもテストが少なく、未完成または実験的な機能が含まれている可能性があります。

SharpCapのベータ版を使用する場合は、観察セッションの前に使用する予定のカメラと機能をテストして、フラストレーションや観察時間の損失を回避してください。以前のリリースバージョンをアンインストールせずにSharpCapのベータバージョンをインストールできるため、両方を同じマシンに配置して、それらを簡単に切り替えることができます。

すべてのベータ版には時間制限が組み込まれています。特定の日付までしか機能しません(通常、寿命は1〜2か月です)。ベータ版がなくなった場合は、このページで更新されたベータ版を確認してください(または、メインのダウンロードページで新しいリリースを確認してください)。

ライセンスなしで、ベータ期間中にこのバージョンで新しく追加されたほとんどのSharpCapPro機能を使用できます。SharpCap3.2に存在していたSharpCapProの機能には、引き続きベータ版のライセンスが必要です。

ベータ版でバグを見つけましたか?プロンプトが表示されたらバグレポートを送信し、ベータテストフォーラムで問題を報告してください。



【後日追記】


更に、開発者のRobin氏は、SharpCapフォーラムコーナーで以下のように説明しております。(引用)


これはまだ初期のテストであり、プログラム(特に新機能)が不安定であったり、未完成で

あったりする可能性があることを覚えておいてください。実際に撮影する前に、昼間にカメ

ラで試してみることをお勧めします。また、撮影中に新バージョンが失敗した場合に備え

て、バックアッププラン(SharpCap 3.2など)を用意しておくことも必要です。


主な変更点は、シーケンサーツールと、スチルカメラモードの追加です。

これらは、最も不安定な部分であり、今後の変更/調整/改善の可能性が高いと思われます。


新機能を簡単にまとめてみました ...。

・シーケンサー - ついに登場した大作で、見るべきものがたくさんあります。

・静止画モード - ツールバーのライブビューボタンの選択を解除するだけです。ほとんどのカメラがこれをサポートしています。いくつかのツールはカメラをライブモードに戻します。

・ADCアライメントツール - 惑星が戻ってきたので、これが役に立つかもしれません。

・フォーカサーのバックラッシュ補正オプションとフィルター交換時のフォーカスオフセットのサポート。

・オカルトイメージャーのADV出力フォーマットのサポート。

・フィーチャートラッキングの改善 - カメラのROIを使ったトラッキング、オブジェクトの輝度中心を使ったトラッキング。

・マウント移動ボタンの方向を反転させるオプション。

・マウント移動のホットキー - CTRL + I/J/K/L または CTRL + Numpad 2/4/6/8。

・シーイングモニターフレーム解析のパフォーマンスが2倍以上に向上。

・ツーモニタービューでの画像のデュアルビュー。

・ライブスタックの設定をキャプチャ設定ファイルに保存。

・Pixel brightness readout - 現在、レチクルリストの一番下にありますが、より良い場所の提案を歓迎します。

・その他多数のバグフィックスと小さな改善。


私(開発者)は新しいコード署名証明書を持っているので、ダウンロードに関する警告が表

示されるかもしれないことに注意してください。これらの警告は、十分な数の人がダウンロ

ードし、安全であると報告した時点で消えます。

(この内容は、既にダウンロードされた方は気が付かれていると思いますが、ダウンロード

 してよいかどうかで迷う警告メッセージのことです。)


以上、参考にして下さい。





2021年3月10日水曜日

惑星天文書の翻訳に挑戦 !!



 冒頭、予めお断りしておきます。

この日本語訳後の配布、共有については非常に残念ですが

本の著作権に関わりますので一切しません。


前回記事の本「Planetary Astronomy」(英文)の翻訳を開始

しました、どのような内容?なのか今から気になるところです。


なお、この本のフランスの出版元との翻訳提供については

翻訳、校正、印刷に時間がかかるプロセスなのでまだ未定です。


前準備として、スキャンするために本の綴りを分割。






2021年3月5日金曜日

興味深そうな本?



 以前、RB星さん がブログで紹介されておられた、フランスのアマチュア惑星天文家グル

ープで編集の「Planetary Astronomy」(惑星天文学)と言う本を、私は迷わずに出版サイ

トから注文して近々届く予定です。

その前に、この本を日本語訳で電子書籍化(PDF)しようと思い立ち、ダメ元ですがそのサ

イトにコンタクトを取ってみました。

予想した通り、著作権に触れるようで次のような返答でした。

「私たちの同意なしにPDFを日本語で(無料または有料で)配布することは完全に違法で

す」・・・。

しかし、悲観すこともないようです、と言うのもこの本をいくつかの言語に翻訳することを

検討しているらしく、この先遠からずして日本語版が出版されるかも知れません?







【後日追記】

その後、国際郵便として届き、10日間かかったことになります。

本の印象は、光沢高上質紙で印刷されており、表紙を除けば

天文専門書と変わらないくらいの質感があります。

ただ、項目以外の本文の英語文字サイズはフォント8 程度の

小ささで、ページ全体にぎっしり書かれています。


前段にも書きましたが、英語読解力があれば別ですが将来的に

日本語版の出版?を待たれたほうが良いかと私は思います。





ブログに言語選択ガジェットをセット!



 

先日の翻訳作業が一段落したところで、当ブログの海外からの訪問履歴を見てみました。

以下は、直近1ヶ月の日本国内を除く国別訪問カウントです。


アメリカ=38

アルゼンチン=11

ロシア=7

アラブ首長国連邦=5

ギリシャ=3

オーストラリア=2

ドイツ=2

オランダ=2

ポルトガル=2

ウクライナ=2

パキスタン=2

タイ=2

フランス、スウェーデン、ブルガリア、ルクセンブルク

シンガポール、南アフリカ =それぞれ1


これを見てみてもわかりますように、色々な国からのアクセスがありますね。

近年では、ChromeなどのWeb翻訳ツールが普及してきており他国言語を簡単に

翻訳して見ることができる時代の流れになりました。


そこで、当ブログにも言語を選択できるガジェットをセットしてみました。

ただ、プルダウンメニューの言語名をその国の母国語に変えたかったのですが

元々組み込まれたツールのようなのでできませんでした。