2019年11月10日日曜日

WinJUPOS ヘルプの日本語表記化





惑星画像処理で、皆さんの中にもWinJUPOSのDe-rotation(デローテーション)機能を結構
使っておられますが、そのWinJUPOS(英語)ヘルプファイル(.chm)を日本語翻訳して編集
作成してみました。


日本語翻訳する前に、WinJUPOS実行ファイル(WinJUPOS.exe)と同じディレクトリ内に格納
されている「_help」フォルダを開いた中にある、「WinJUPOS_E.chm」(コンパイルされた
 HTML ヘルプ ファイル)を逆コンパイルする必要があります。
















WinJUPOS Help(原英文、目次)、これはWinJUPOS.exeメニューバーの「?」タブを
クリックし「Help」をクリックした時の画面と同じ。
























日本語翻訳で編集作成後の、再度コンパイルされた HTML ヘルプ ファイル(.chm)
を開いた時の日本語表記。

























例:R/G/Bフレームのデローテーションの日本語表記。
















 なお、この日本語コンパイルされた HTML ヘルプ ファイル(.chm)を公開できないか?
WinJUOPSの作成者ドイツのGrischa Hahnさんに、許可依頼中です。








2019年10月8日火曜日

ダイアログ ツールヒント(Tooltip)の日本語化表記!




 Maxlm DL6メニューバーの「表示」タブ >「カメラコントロールウィンドウ」ダイアログ画面内の入力(選択)、タブ(ボタン)上にマウスオーバーすると、操作をする上で大まかな説明を示してくれるツールヒント(Tooltip)が英文表示されます。

このツールヒントの英語文字列を翻訳して日本語表記するために、関連ファイルを色々調べてみるも、それらしきテキストファイルがどこにも見当たりません。
その後、ソフト発売元のDiffraction Limited社サポートフォーラムのスタッフDougさんに尋ねたところ、「ツールヒントのテキストは、実装方法が原因でアクセスできません。」・・・との返答。
そこで、ダイアログ内に翻訳した日本語文字列を埋め込み、レイアウト編集してみました。


編集前の「ガイド」タブのダイアログ画面















例として、ガイドスターのすぐ下の方にマウスを持ってくると
英文でツールヒントが表示される。















この英文を翻訳して、ダイアログリソースエディタに追加して
その直下に配置。
他の項目についても同様にして、ダイアログ画面をレイアウト
編集しました。














ここで、以前の記事から述べてきましたが、この商用ソフトウェアプログラムのリソースを
編集するなどの行為は、ライセンス違反にあたりますので、あまり公にはできません。
あくまでも、ユーザー個人のみで自分用として使用しなければなりません。


以上で、これまで取り組んできましたMaxlm DL6ソフト本体とマニュアルの一連の
日本語化が確立しました。






2019年9月17日火曜日

Maxlm DL エラーダイアログ画面の日本語化




Maxlm DLの実行ファイル(MaxIm_DL.exe)を操作中に、英文でエラーメッセージ
ダイアログ画面の表示される場合がありますが、英語読解力のない私も含めて
これは何だと思うことがありますね。
そこで、エラーダイアログ画面の英語文字列を日本語化してみました。

ただ、このソフトのリソースを翻訳編集するわけですからライセンス契約
に関係しますので取り扱いには注意し、あくまでも自分用としてのみ
使っていただき、ファイルは非公開として下さい。


一例としてメニューバーのProcess(処理)> Calibrate(較正する)をクリックすると・・・














エラーダイアログ画面が表示します。(何のことかわかりませんね?)










まず、Resource Hackerでこのソフトのリソースを抽出します。
次に、この英文の場所を特定するためにメニューバーの
編集 > 検索をクリックし、検索英単語を入力して(今の
場合、「No applicable ・・・」)検索ボタンをクリックします。














すると、String Table 1815:1033の場所にヒットします。













(" ")内の「¥n」を除く英文を、日本語に書き換えます。
No applicable calibration groups were found for this image.¥nPlease run Set Calibrate.

内容は以下の通り。
「この画像に該当するキャリブレーショングループは見つかりませんでした。
Set Calibrateを実行してください。」

後は、1815:1033をマウス右クリック、「このリソースの言語を変更」で1041(JAPANESE、DEFAULT)に変更して保存。

日本語書き換え後、Maxlm DLのメニューバーProcess(処理)> Calibrate(較正する)
をクリックしてみると、確かに日本語表記になっていますね。
キャリブレーション設定を先にして下さいの指示内容です。











このように、リソースのString Table(文字列テーブル)の中には
エラーに関する内容の文字列がほとんど格納されています。










Maxlm DL6 英語マニュアルの日本語翻訳・編集完了!




以前から進めてきましたMaxlm DL6 英語マニュアルの日本語翻訳編集 
が、ようやく全て完了して、PDF日本語マニュアルとしてほぼ完成しました。

一部翻訳を省略したところがありますが、720ページの英文のところ
750ページにおよぶ日本語版となりました。作業に要した時間は
167時間です。
自分で言うのもなんですが、、ここまで根気よく続けてこられたものだと
思っています。































上の英語原文と同内容の翻訳文、各項目横に英語併記。














目次部分の各項目にはハイパーリンクを設定し、英語も併記。















自分用のマニュアルとして、今後使って行きます。










2019年8月4日日曜日

Maxlm DL6 ヘルプメニューからPDF日本語マニュアルを開く




Maxlm DL6の英語マニュアルを日本語マニュアルに翻訳編集中(進捗度:70%)ですが
とにかく根気のいる作業です。

ここで、ヘルプメニューからPDF日本語マニュアルをダイレクトに開くことができない
ものかと考えてみました。

















ヘルプメニューから開くには、Word(.docx)ファイルでは開くことができないので
エクスポートしてAdobe PDFを作成。















作成したPDFファイル(目次の一部)。 (断り、前回記事 の理由でファイルは非公開)














元々の英語マニュアルPDFファイルは、このソフトをインストール時に
Documents \ MaxIm DL 6 \ Downloadsフォルダに自動的にダウンロード
配置されますが、ヘルプメニューのPDF Manual(英語表記時)=「日本語
マニュアル」名のコマンドをクリックすることにより、このPDFファイルが
開きます。
では、作成したPDFファイル(ファイル名:日本語マニュアル)を、元々の
英語マニュアルPDFファイルと置き換えればよいのではないかと普通は
考えますね。
実際に置き換えてヘルプメニューの該当のコマンド名をクリックして開いて
みると、英語マニュアルが表示します、これは Downloadsフォルダに英語
PDFファイルが存在しない場合、コマンド名をクリックした時に、自動的に
再度ファイルをダウンロードして配置される仕組みになっているからです。

今度は、下の画像のようにファイル名を同じくして置いてみました。













通常はここで、上書きされて日本語ファイル1個になるはずですが
結果的に両方のファイルが共存する形になり、当然ヘルプメニュー
をクリック時には、英語マニュアルが表示されます。

 2つのファイルは同じファイル名を持っているように見えますが、
それらは異なる方法でエンコードされています。 そのため、両方が
同じフォルダに同じ名前で同時に表示されるということです。

これは、Unicode(UTF-16)とASCII(UTF-8)の文字コードの問題で、英語版Windowsは
UTF-8を使っており、私たちの日本語版WindowsはUTF-16を使っている関係です。

結論はこうです。
英語マニュアルのファイル名(Maxlm DL Manual.pdf)を、コピーして
日本語マニュアルのファイル名として貼付けする、ただこれだけの
ことです。

今回の「ヘルプメニューから日本語マニュアルを開く」件について
Diffraction Limited社 サポートフォーラムのスタッフの方と約1週間
やり取りをして解決できました。

この場をかりて、スタッフのDougさんにお礼申し上げます。










2019年7月14日日曜日

Maxlm DL6 英文マニュアルの日本語翻訳進捗状況





Maxlm DL6の英文マニュアルの日本語翻訳編集 作業進捗度は

現在のところ、およそ半分程度(370ページ)に進んでいます。

ただ、全ての翻訳を終えても、更に手間のかかる作業があります

それは、関連記事にジャンプするためのハイパーリンクの作成で

随所にかなりの数があり、根気のいる作業となりそうです。


なお、翻訳編集が完了したあかつきには、公開しようと思って

いましたが、このソフト発売元のDiffraction Limited社 (Support Forum)

に尋ねてみたところ、やはり待ったがかかり、ユーザー個人でのみ

ならOKで、一般公開はライセンス協定違反ということですので

残念ながら公開は出来ません。







2019年6月29日土曜日

Maxlm DL 6 マニュアルの翻訳編集中!




MaxIm DL 6(有料版)PDFマニュアル(英文)
インターネットから自動的にダウンロードされ、マイドキュメント\ MaxIm DL 6 \ Downloads
に保存されます。
この英文マニュアルの、日本語翻訳編集を現在作業中です。

720ページ余りで構成されており、この手のソフトでは類を見ない量です。
翻訳編集は気の遠くなる作業ですが、やるからには完全に編集しようと
意気込んでいます。


英文マニュアルのCCD Focusing Tutorialの項














翻訳編集済みのCCDフォーカシングチュートリアルの項














英文をそのまま翻訳すればよいのですが、編集いて行く上で手間のかかる
作業があります、それは随所に、別の場所にある情報(記事)にジャンプする
リンクの追加と、関係WebサイトURLのリンクの貼付け作業です。

翻訳作業は、このソフトを使う上で必要不可欠なので
時間は掛りますが、完成させたいと思っています。