2018年11月6日火曜日

直交性エラーが解決



最近の天候は、雲のない晴天が2日間と続いたことがないですが
11月3日久しぶりの好天だったので、先日の直交性エラーを何とか
解決したいという思いから、試行錯誤してみました。

その結果、キャリブレーションの実行終了後、
「キャリブレーションから計算された赤経/赤緯の角度が疑わしい」の
ワーニング表示する問題について、とりあえず解決しました。


PHD2画面右下の詳細設定パラメータ(脳みそ)で
「ガイド」タブを開き、キャリブレーションステップ値を変更してみました。

「キャリブレーション赤緯」に、ガイド星のおおよその赤緯:30(度)を
入力すると、キャリブレーションステップ値は、今までの750(ms)から
900(ms)に変わって、この数値設定でキャリブレーションを開始。

























キャリブレーション実行状態は、West Stepと戻りのEast Stepは順調でしたが
North Stepに時間が掛り、戻りのSouth StepとBacklashは短時間で動作しました。
キャリブレーションは約3分で終了。(直交性エラー時は約8分も掛かる)


キャリブデータは
直交性エラー:3.5 (10未満)
赤経ステップ:13、赤緯ステップ:11
共に正常値を示していて、
「キャリブレーションから計算された赤経/赤緯の角度が疑わしい」の
ワーニング非表示となりました。















ガイド星が赤経、赤緯のどちらの方向にどの程度流れ、
どのタイミングで修正が入ったかを見てみます。
(オートガイド中の約10分間)



次に、ガイド中にガイド星がどのように動いたかを見てみます。
(オートガイド中の約10分間)

特に、赤緯方向(±共)に移動が目立つ。




続いて、ガイドを一時停止し、構図合わせ後(対象天体をアイピース視野中心)
ガイドを再開してからの状態(約11分間)を見てみます。

















6分経過後ぐらいから、赤緯の±共にガイド星の動き幅が大きくなってきています。




























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