ガイド星の動きを視覚化!
かなり以前の記事 でも書きましたが、ガイド星が赤経、赤緯それぞれの方向にどの程度動
いてたかを知りたい場合は、次の画像のように「PHD2 Log Viewer」ツール(PHD2ガイド
のログから、ガイドのパフォーマンスを素早く視覚化しガイドログを表示する)を使って見
ることが現在では主流となっています。
また、もう一つの方法はグラフ表示で視覚化することです。
ログファイルをアップロードしたTXTファイルをExcelに読み込み、グラフ挿入の「散布図」
(縦軸と横軸に別々のデータを配置し両方のデータにあてはまるものを「プロット」で表す
グラフ)で作成したものが下の画像です。
左側の異なるデータ(RARawDistance:キャリブレーション測定/計算された結果から赤
経方向の誤差、 ガイド星のズレ、DECRawDistance:キャリブレーション測定/計算された
それぞれのプロットは、ガイド星の同時刻の横(X)軸は赤経方向、縦(Y)軸は赤緯方向の位置
を表しています。
この場合の散布図からプロットは、赤緯方向では負(-)の値(南方向)に偏って多いことが読
み取れます。
< 追記 >
なお、参考までに、下の画像の「RAGuideDistance」と「DECGuideDistance」(緑枠)
は適用された補正値を表しています。
実際の補正は、しきい値よりも低い場合は 0 になる可能性があり、補正は誤差 (または最
大値に等しい) よりも積極性の係数だけ低くなります。
精度:もちろん、補正はアルゴリズムに依存します。ローパス フィルターが使用されている
場合、補正はエラーに比例しません、ただし、システムを安定に保つために、補正は常に
< エラーです。
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