2023年1月18日水曜日

 ガイド星の動きを視覚化!




かなり以前の記事 でも書きましたが、ガイド星が赤経、赤緯それぞれの方向にどの程度動

いてたかを知りたい場合は、次の画像のように「PHD2 Log Viewer」ツール(PHD2ガイド

のログから、ガイドのパフォーマンスを素早く視覚化しガイドログを表示する)を使って見

ることが現在では主流となっています。
















また、もう一つの方法はグラフ表示で視覚化することです。

ログファイルをアップロードしたTXTファイルをExcelに読み込み、グラフ挿入の「散布図」

(縦軸と横軸に別々のデータを配置し両方のデータにあてはまるものを「プロット」で表す

グラフ)で作成したものが下の画像です。





















左側の異なるデータ(RARawDistance:キャリブレーション測定/計算された結果から

経方向の誤差、 ガイド星のズレ、DECRawDistance:キャリブレーション測定/計算された

結果から赤緯方向の誤差)のガイド星のズレを右側の散布図でプロットされています。

それぞれのプロットは、ガイド星の同時刻の横(X)軸は赤経方向、縦(Y)軸は赤緯方向の位置

を表しています。

この場合の散布図からプロットは、赤緯方向では負(-)の値(南方向)に偏って多いことが読

み取れます。


< 追記 >

なお、参考までに、下の画像の「RAGuideDistance」と「DECGuideDistance」(緑枠)

は適用された補正値を表しています。

実際の補正は、しきい値よりも低い場合は 0 になる可能性があり、補正は誤差 (または最

大値に等しい) よりも積極性の係数だけ低くなります。

精度:もちろん、補正はアルゴリズムに依存します。ローパス フィルターが使用されている

場合、補正はエラーに比例しません、ただし、システムを安定に保つために、補正は常に

 < エラーです。





















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