2019年2月14日木曜日

EaseUS Partition Master Free版を使って

Cドライブの領域拡張!



ディスク管理ソフトの「EaseUS Partition Master Free」(無料版)を使って
Cドライブの領域を拡張してみました。

領域拡張をしたのは、天体撮影の画像処理用のデスクトップPCです。
(C、Dドライブで約900GBの容量)




















1.Partition Master Freeを起動する。


















2.ディスク管理画面を出す。















3.まず、先にDドライブの空き領域に、未割り当て領域を作るため、Dドライブレター上でマウス右クリックして「サイズ調整/移動」機能を選択する。















4.パーティションハンドルの左側にマウスポインタを位置して、マウスポインタが両方向の矢印に変ると、右側へハンドルをドラッグして、ほしい領域になるまでドラッグし続け、右下の「OK」をクリックする。



















5.画面左上の「一つの操作を実行する」をクリックする。















6.右下の「適用」をクリックする。


















7.右下の「完了」をクリックすると、Dドライブの未割り当て領域が確定する。


















8.次に、Cドライブの領域を拡張するために、Cドライブレター上でマウス右クリックして「サイズ調整/移動」機能を選択する。















9.パーティションハンドルの右側にマウスポインタを位置して、マウスポインタが両方向の矢印に変ると、右側へハンドルをドラッグして、Dドライブの未割り当て全領域までドラッグし続ける。



















10.ドラッグ完了後、右下の「OK」をクリックする。



















11.Dドライブの時と同様に、画面左上の「一つの操作を実行する」が表示されるのでクリックし、
保留中の操作画面右下の「適用」をクリックする。


















12.右下の「完了」をクリックする。


















13.これでCドライブの領域拡張が確定。















14.管理ツール→コンピューターの管理→ディスクの管理で、確かにCドライブの拡張されたこと
が確認できる。


































以上のように、要領はいたって簡単にドライブの拡張/縮小ができますね。
また、安心して使える管理ソフトという感じです。

ちなみにその後、有料版の「EaseUS Partition Master Professional 13.0」を入手しました。

詳しくは、公式ページhttps://jp.easeus.com/partition-manager-software/free.html
を参考にして下さい。














2019年2月9日土曜日

Windows 10への無償アップグレードが可能 !?





観測環境見直しの一環として、新たにパソコンを用意しました。


Windows 10にアップグレード後の新規PC



















本題に入る前に、
この新規PCはWindows7 Pro Service Pack 1(SP1)がプレイインストールされているので
まず、Windows8 Pro にアップグレードするため、以前から所有していたDVD版インスト
ールメディアを使ってアップグレードを済ませました。


























次に、Windows8.1 Proへ のアップグレードは、ストアアプリから無償で出来ますが
その条件として、Windows8 Pro上での更新プログラムは最新にしておかなければなりません。
この更新プログラムを最新にするためのインストールがスムースに進んでくれません。


電源ボタンをタップして「更新して再起動」をクリックすれば、通常はインストールと構成が
正常に完了するはずですが・・・。


















インストール後、構成エラーで変更を元に戻してしまう。
(Windowsサインイン画面が表示するまでに30分近くかかる)

(ここで、イライラ感が頂点に達していました。)


















更新履歴を見てみると、どうも構成が1個でも失敗すると、変更を元に戻してしまうようです。

そこで、「更新プログラムの確認」から「重要な利用可能な更新プログラム」をクリックして
詳細画面から、10個ほどずつ手動で順番にインストールし、再起動を繰り返して構成を
完了させました。















そうなりますと、ようやくストアアプリのWindows8.1 Proの無料更新プログラムでダウンロード
とインストール作業が可能となります。



















ここからが、本題のWindows 10の無償アップグレードです。

Windows8.1のマイクロソフトによるサポートは2023年1月10日の期限で終了するそうです。
・・・・となりますと、いづれはWindows 10にしておかなければなりませんから、この機会に
アップグレードをしてみました。

ただ、
今でもWindows 10 (Ver:1809)への無償アップグレードができるそうです。(2019年2月現在)

1.Windows 10 のダウンロードページを開く。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

2.下の方にある「ツールを今すぐダウンロード」をクリック。


3.ダウンロードしたファイル「MediaCreationTool 1809」をダブルクリックして開く。

このまま実行すると”罠”があります、Windows 10 セットアップが開始され、ダウンロードなど
のインストール作業が進んで行き、セットアップ直前の更新プログラムの構成途中でエラー
が発生して、画面が真っ暗になり、しばらくして次の画像のように ”インストールできません
でした。(インストール開始直前の状態に戻ります)となります。




















エラーコード:0x800F0955-0x20003

「INSTALL_UPDATES操作中にエラーが発生したため
インストールは SAFE_OSフェーズで失敗しました」

このメッセージについて、ネット上の記事で次のように解説しています。
「SAFE_OSフェーズは、新しいアップデートがダウンロードされてPCに適用される場所です。
Windowsの既存のインストールが破損していると、INSTALL_UPDATES操作中に
SAFE_OSフェーズでエラー0x800F0955が表示されます。」

また、エラーコード:0x800F0955-0x20003について、ネットで検索するもなかなか
見当たりませんでしたが、唯一ヒットした中でヒントを見つけました。
それは、インストールメディアを作り、そのメディアを使ってインストールする方法です。

ダウンロードファイル(MediaCreationTool 1809)を実行して次の画面で
「インストールメディアを作成する」にチェックを入れ、USBフラッシュメモリに
作成しました。(3.98GB)
ちなみに、DVD-R(4.7GB)でも可能です。



















作成したUSBメモリをPCで開き、「setup」をダブルクリックすると
一連のインストールが開始。

















次のような画面では「今は実行しない」にチェックを入れて下さい。
そうでないと、同様のエラーが発生します。




















セットアップ完了までにかかる時間は、PCのスペックや環境によりますが
この新規PCは約70分、別のノートPCは約90分、それとデスクトップPC
は約50分ほどかかりました。


プロダクトキーを購入してアップグレードする方法もありますが
余分な出費がかからない、無償のアップグレード方法を使わない
訳にはいきませんね。









2019年1月24日木曜日

Celestron 9×50暗視野照明付き正立ファインダー




機材見直しの一環として、Amazon.comから購入しました。
正式名称は、Celestron Illuminated Right Angle Correct Image Finderscope (#93781)
(照明付き直角補正画像ファインダースコープ)

国内の販売額と比較して、Amazon.comから購入のほうが送料を含めてでも
約1万円も安く買えました、この差は何故だろうか?






































・口径:50 mm
・倍率:9 x
・極限等級:11mag
・実視界:約5 °
・総重量:約780g

・暗視野照明アイテム付属。
・接眼レンズはエッチングされた二重十字線レチクルです。
・接眼部は観測しやすい向きに回転可能です。
・付属の台座を鏡筒に取付けて、ファインダーを装着します。
・説明書は付いていません。(Celestronのサイトからダウンロードできる
 そうです)







2019年1月20日日曜日

PCのMaking MULTI DISPLAY !




パソコンのマルチディスプレイ化をしました。

マルチディスプレイの環境を作るために、購入した製品は
ラトックシステム VGA to DVI/HDMI変換アダプタ (USB給電モデル)
 REX-VGA2DVI-PWです。
この製品は、パソコンのVGA信号をDVI信号に変換して出力するアダプタです。
パソコンにDVIポートがなくても、VGAポートに本製品を装着すれば、モニタや
液晶テレビのDVI端子に接続することができます。

注:モニタはシングルリンクのみ対応。(デュアルリンクは非対応)


•REX-VGA2DVI-PW本体
•HDMI変換コネクタ
•USBバスパワーケーブル
•VGAケーブル(ミニD-sub15ピン)
•ユーザーズマニュアル
•保証書











本体の中で、VGA信号をDVI信号に変換します。





































本体とディスプレイDVI端子接続用の
(別売)エレコム ディスプレイケーブル (DVI-D24pin)
 シングルリンク デジタルを用意しました。



















ケーブル接続状況
(今回は、USBバスパワーケーブルは使わないので
別売 ACアダプタ(RSO-AC05)も用意しました。)



















左側のメインPCにPHD2画面を起動し、右側のマルチディスプレイで
FireCapture(木星はデモ画像)を起動している様子です。



















最初の動作テストでは、右側のディスプレイに何も映らない状態で
考えてみると、以前にスティックPC(HDMI)で使っていた時の
モニター設定のままであることに気付き、DVI設定に変えた
ところ正常に映りました。

ネット上で、マルチディスプレイ化して使ってみると、元の単体PCに
戻れないと言う記事がありますが、私もその通りになりそうです。(笑)







2019年1月13日日曜日

NexStar+ハンドコントロール
ファームウェア更新の最新リリース公開 !!




 セレストロンから、NexStar+ハンドコントロールのファームウェア更新の最新リリースが
先日(2019/01/09)公開されています。

ただ、ファームウェア アップデートをした場合は、HCの今までの設定が初期化される
部分がありますので、自己の判断で行って下さい。


まず、セレストロンのWebサイトhttp://software.celestron.com/updates/CFM/CFM/ を開き。















 「 Firmware Revision Hi>」をクリックして、更新内容を見てみます。














直訳すると、以下の内容です。

バージョン#:5.30.9009
更新日:    1/2019
更新情報:
起動直後の5,30.8333で検出された欠陥のあるデータベースポインタ。

バージョン#:5.30.8333
更新日:    1/2019
更新情報:
電動フォーカサーのサポート。
バグ修正:データベースの破損により、一部の言語ではすべてのメニューが表示されない。
バグ修正:初期化されていないタイムゾーンを持つ日付/時刻が "local"と表示されない
GPSモジュールが機能していないと多くの人に信じさせました。
特徴:タイムゾーンを選択するとき、HCは経度に基づいて近いものを選択しようとします。
既知のバグ:GPSを取得するのを待っている間、表示される時間は無意味です
GPSは完全にリンクされ、位置が計算されます。
既知のバグ:これは欠陥のあるデータベースポインタでリリースされました。


と言うことですが、補足説明を付け加えて欲しいものですね。


実際に、HCのファームウェア更新を実行してみました。

1.「CFM_2.7.9007.zip」をクリックしてファイルをダウンロードし
 任意の場所で「zip」ファイルを解凍して、ファイルフォルダを準備する。

2.ハンドコントローラーの、「MENU 7」キーと「セレストロン ロゴ」キーを
 同時に押し、赤道儀の電源を入れる。
 画面に「BOOT・・・・」と表示して準備完了。

3.専用USBケーブルで、ハンドコントローラーをPCに接続する。

4.ファイルフォルダを開き、CFM Executable Jar File(実行可能ファイル)を
 クリックする。















5.自動的にパッケージがダウンロードされ、最下段(スパナ)の
 「Update」がアクティブになれば、そこをクリックすると更新が
 順次実行される。
























更新が全て完了すると、「5.30.9009」が確認できる。















6.更新完了後、HCディスプレイ画面は使う言語を求めて
 くるので、「2.日本語」を選択する。

7.ハンドコントローラーのバージョン確認。















2019年1月2日水曜日

Advanced VXのアリミゾを取替える!




C9.25のドブテイルバーをCGE規格(幅広)に交換したことで
Advanced VX従来のアリミゾには対応しないので、幅広の
ものを米国Telescopes.net から購入して取替えました。


年末に注文し、年越して国際郵便で届きました。















「ADM - DUAL Saddle for the Celestron Advanced VX Mounts」
Advanced VX に適応のサドル + マウントアダプタのアリミゾです。
幅広、幅狭アリガタレールの両方が使え、全面押え式です。



















次のような手順で取替えをしました。


AVXのサドル(アリミゾ)の4箇所の六角穴ボルトを5mm六角レンチを使い取り外し、クランプを緩め、サドルを持ち上げて取り外す。
(六角ボルトは、後で使う)













裏返して、矢印にある半透明のリング(デルリンoring:金属に似た特性を持ち柔軟性に富むアセタール樹脂)を、ピンセットなどで取り出す。

赤緯軸を滑らかに回転させるためのリングで、潤滑グリースが付着しています。









②-2
取り出した状態。(後で使う)

















クランプのネジをドライバーで外し真鍮角ボルト(矢印)を反時計周りに手で回して取り出す。
(後で使う)














サドルの六角ボルト(2箇所)を、1/4インチ六角レンチで取り外し、サドル とマウントアダプタを一旦離す。
























半透明リングをAVXマウントの上端に乗せる。

(分かり易いように、半透明リングは意図的に左側にずらして置いてあります)










マウントアダプタのインデックスマークの表示位置を確認して、上から装着する。
















AVXマウントに、①で取り外した
4本の六角ボルトでマウントアダプタを取り付ける。












マウントアダプタのボルト穴位置を見定めて、④で取り外した六角ボルトで、サドルを2箇所締め付る。












真鍮角ボルトとクランプを取り付ける。
(クランプは緊締調整する)















最後に、それぞれしっかり固定されているか確認する。


 鏡筒を乗せた状態。
安定感があり、また鏡筒を前後にスルーさせる時は滑らか感があります。