2019年1月2日水曜日

Advanced VXのアリミゾを取替える!




C9.25のドブテイルバーをCGE規格(幅広)に交換したことで
Advanced VX従来のアリミゾには対応しないので、幅広の
ものを米国Telescopes.net から購入して取替えました。


年末に注文し、年越して国際郵便で届きました。















「ADM - DUAL Saddle for the Celestron Advanced VX Mounts」
Advanced VX に適応のサドル + マウントアダプタのアリミゾです。
幅広、幅狭アリガタレールの両方が使え、全面押え式です。



















次のような手順で取替えをしました。


AVXのサドル(アリミゾ)の4箇所の六角穴ボルトを5mm六角レンチを使い取り外し、クランプを緩め、サドルを持ち上げて取り外す。
(六角ボルトは、後で使う)













裏返して、矢印にある半透明のリング(デルリンoring:金属に似た特性を持ち柔軟性に富むアセタール樹脂)を、ピンセットなどで取り出す。

赤緯軸を滑らかに回転させるためのリングで、潤滑グリースが付着しています。









②-2
取り出した状態。(後で使う)

















クランプのネジをドライバーで外し真鍮角ボルト(矢印)を反時計周りに手で回して取り出す。
(後で使う)














サドルの六角ボルト(2箇所)を、1/4インチ六角レンチで取り外し、サドル とマウントアダプタを一旦離す。
























半透明リングをAVXマウントの上端に乗せる。

(分かり易いように、半透明リングは意図的に左側にずらして置いてあります)










マウントアダプタのインデックスマークの表示位置を確認して、上から装着する。
















AVXマウントに、①で取り外した
4本の六角ボルトでマウントアダプタを取り付ける。












マウントアダプタのボルト穴位置を見定めて、④で取り外した六角ボルトで、サドルを2箇所締め付る。












真鍮角ボルトとクランプを取り付ける。
(クランプは緊締調整する)















最後に、それぞれしっかり固定されているか確認する。


 鏡筒を乗せた状態。
安定感があり、また鏡筒を前後にスルーさせる時は滑らか感があります。
































3 件のコメント:

  1. 1年も前の記事へのコメントとなってしまいますが。。。
    このブログを見て、私もAVXに同じアリミゾを装着しようと購入しました。
    しかし、手順①でボルトが4本中3本硬くて外せませんでした。
    何か工夫などされましたでしょうか?

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  2. コメントを頂きありがとうございます。
    それは困ったものですね、わたしの場合はある程度の力でスンナリ外せました。
    何かボルト用の潤滑油を試してみてはどうでしょうか?

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    1. 早速のご回答ありがとうございます。
      NabePla様は問題なかったのですね。
      ご提案の潤滑油を試してみようと思います。

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