2019年5月12日日曜日

Maxlm DLの一部日本語化に成功!




前回記事で、Maxlm DLの日本語化を試してみて諦めていましたが
その後、諦めきれずに試行錯誤を繰り返した結果、一部の日本語化
に成功しました。
その一部とは、Dialog(ダイアログ)のリソース部分です。
ただ、Menu(メニュー)のリソース部分については、どうしても解決
できませんでした。

前回記事と重複しますが、まず「Resouce Hacker」ソフトでDialogの
リソースの閲覧、書き換えを行います。

英語を翻訳書き換えた後に
フォントの文字部分「FONT 8, "MS Shell Dlg"」も
日本語対応のフォントの「FONT 9, "MS UI Gothic" 」に書き換える。
(ダイアログによって、フォントの文字部分が無表記の場合がある。)
最後に、メニューバーのファイル > 保存を実行する。














後は、「WDiff」ソフトで差分生成ファイルを作り、日本語化前の
「Maxlm_DL.exe」が格納されている場所でパッチ当てをする。


以下は、日本語化が反映されている一例です。

例として、メニューバーのFile > settings...をクリック。














Generalタブ → 全般タブのダイアログ比較。














Fileタブ → ファイルタブのダイアログ比較。














FITS Headerタブ → FITSヘッダ タブのダイアログ比較。












Site and Opticsタブ → サイトと光学タブのダイアログ比較。














Audible Alarmsタブ → 警報音タブのダイアログ比較。















以上のように、確かに日本語化が反映されていることが分かります。

ダイアログボックスは250個余りあり、全て使うものでもありませんが
現在、日本語化書き換え作業は途中なので、まだ相当数残っており
気の遠くなる話ですが、時間をかけてつまつまと全ての日本語化書き
換えをしたいと思っております。

最後に、Maxlm DLを使っておられる方で、少しでも興味のある
記事であれば幸いです。







2019年5月4日土曜日

Maxlm DLの日本語化?




Maxlm DLの日本語化が可能か否か、試してみました。

Maxlm日本語化パッチを作成するために
まず、「Resouce Hacker」ソフトウェアでリソースの閲覧、書き換えを行いました。


1.ファイルタブ → オープンで日本語に書き換えるファイル(Maxlm_DL.exe)を取り込む。
 左側のMenuにはメニュー部分の文字列、Dialogにはダイアログ部分の文字列が格納さ
 れている。














2.まず、Menuをダブルクリックして展開する。














3.最初に一番上(ここでは100 : 1033)をクリックして、右側に詳細文字列を表示する。














4.英語の項目を順番に翻訳して行く。(&の次にくる大文字がその項目のショートカットキー)














5.翻訳が終わったら、上の▲ボタン(スクリプトをコンパイル)を押す。
 下の画像に翻訳済みのメニューが表示され、ファイルメニューを
 クリックすると確かにそれぞれ翻訳表示する。














6.次に、DialogもMenuと同様に英語の項目を順番に翻訳して行く。
 翻訳が終わったら、上の▲ボタン(スクリプトをコンパイル)を押す。














日本語化の作業が終われば、ファイル > 保存する。

これだけでは日本語化前のファイルが日本語化に反映されません。
日本語化パッチを生成する必要があります、ここで「WDiff」ソフトウェアを使います。

7.WDiffを起動する。














8.左側に日本語化する前のファイル、右側に日本語化したファイルをD&Dする。














9.差分生成のプルダウンメニューの区分差分、厳密差分、厳密差分2から選び
 差分生成が正常に終わると、画像のように表示する。














10.ファイルメニューの自己展開32bitをクリックする。
 画像のようなメッセージが出れば、パッチの生成が完了。
 (このソフトのフォルダに日本語化パッチが出力される)














11.確かに、日本語化パッチ(TEMPFILE.EXE)が確認できる。

















12.日本語化パッチを、日本語化するソフトウェアがあるフォルダに移動させる。

















13.移動した日本語化パッチをダブルクリックして、パッチ当てする。
 画像中央のようなメッセージが表示されれば、これでOK。


















しかし一連の作業後、当のソフトを起動して日本語化が反映されているか
確かめたところ、日本語化表示がしないではありませんか。

或る情報によりますと、Maxlm DLの実装フォントは「Font8,MS Shell Dlg」
なので、日本語に対応してないらしいです。
日本語対応のフォントは、「MS UI Gothic」や「MS PGothic」ということです。
このことが関係しているのか現時点ではわかりません。














後一歩のところですが残念です。






2019年4月25日木曜日










オートフォーカスソフトウェアのFocusMax V4 (Version: 4.1.0.85)を入手しました。

このソフトを、ASCOMと互換性があるStarizona社 MicroTouch autofocuserに
Maxlm DLと組み合わせて使おうという計画です。

なお、従来のV3はフリーソフトでしたが、このV4は有償(永久ライセンス)です。


FocusMax V4チュートリアル (英文)


ソフトセットアップ後の画面

























また、60日間限定試行版も入手可能です。






2019年4月13日土曜日

MicroTouch Autofocuser [ソフトウェア編]




前記事では、ハンドコントローラーでの手動機能について書きましたが
今回はPCに接続して、その機能について照会してみたいと思います。

まず、必要なソフトウェアをインストールする必要があります。

商品付属のUSBスティックの中身(ファイルフォルダー)です。
(Stargazeサイトからでも入手可)














インストールするソフト(.exe)は、上画像の赤枠の下3個と上段のMicroTouch USB Driver ファイルフォルダーを開いた、下画像の赤枠の1個の計4ソフトです。















インストールが終われば、HCとPCをUSBケーブルで繋ぎ、スタートメニューの「MicroTouch Controller」を起動すると、最初の画面「Movement(移動)」タブです。
この状態ではまだHCと接続されていないので、右上の「Disconnect(切断)」をクリックすると、その左のほうに「Connecting(接続)」ボタンが表示されるので、それをクリックすると接続状態になります。(左下の緑色が断続的に表示)




















次は、「Temperature(温度)」タブです。
















次に、「Diagnostics(診断)」タブです。




















最後に、「Setup(設定)」タブです。





















以上が簡単なソフトを使ってできる機能ですが、実際に使ってみないと
実感できませんね。







2019年4月12日金曜日

MicroTouch Autofocuser [機能編]




Starizona MicroTouch Autofocuserのハンドコントローラーの機能について
確認してみました。

取扱説明書-PDF(英語) を、私が翻訳したものは取扱説明書(翻訳版) です。





















HCの電源ON時の初期画面。
OUTとINボタンでフォーカスモーターを回転。



















MODEボタンを押すと、現在の周囲温度が表示。



















もう一度MODEボタンを押すと、温度補正機能を有効に
するため、SETボタンを押すことにより、「ON」表示になる。




















ラーニングモードを有効にする場合は、SETボタンを数秒間押し続ける。




















フォーカシング中は、「Learning」の文字が点滅します。



















 下の画像は、モーターの方向を逆にする場合の設定。





















フォーカサーの位置をリセットする場合、SETボタンを押し続けます。





















このように、MODEボタンを押すと
温度、学習、ワイヤレス(ON,OFF)、モーター回転、位置のリセットの
メニューに順番に切り替えることができます。








~(つづきは次回)~

2019年4月10日水曜日

Maxlm DLサポートフォーラム




今後Maxlm DLに関するサポートが必要の場合を考えて
「Diffraction Limitedサポートフォーラム」に登録をしました。

サポートフォーラムページ














翻訳画面















まず、サポートフォーラムに投稿(質問)するには、アカウント登録しなければなりません。

アカウント作成ページ














必要項目を入力してLog inボタンをクリックする。しばらくしてメールが届きます。
アカウントを再有効化するために、Eメールアドレスを確認する必要があり
その内容の指示に従います。


Log inページでログインする。
http://www.diffractionlimited.com/forum/index.php?login/


Technical Support Access Request Formページで必要項目を入力する。
https://www.diffractionlimited.com/forum/pages/TechSupport/















Forumsタブをクリックする。














今から質問しようとする内容に近いタグを選択して
(今の場合はGeneral 全般) Post New Threadをクリックする。














タイトル名と本文を入力する。


私が実際に質問投稿したページです。(専門スタッフの方が回答してくれます)


















なお、30日試用限定デモ版でも、サポートフォーラムを利用できるようです。













2019年4月7日日曜日

MaxIm DL Proを使いこなせれるか?




画像処理・カメラ制御ソフトウェア MaxIm DL Pro 6を入手しました。
Diffraction Limited.comサイトの注文ページで手続きをすると、即
永久ライセンスなどのソフトウェアセットアップメールが届きました。
(オプションでUSBスティックでも購入可)
























[ソフトウェアセットアップ手順]

1.MaxIm DL 620.exeのダウンロードとインストールをする。
 http://www.cyanogen.com/down/MaxImDL620.exe

2.「MaxIm DL 6」アイコンをダブルクリックして
 初期画面のHelpメニューの「Enter License...」をクリックする。














3.ライセンス登録画面で、「Load File...」をクリックする。
















4.メール配信の添付ファイル(ライセンスtxtファイル)を開く。
 (今の場合は、先にデスクトップに保存)






































5.ライセンスtxtファイルが、正常に貼り付けられたことを確認
 して、「OK」ボタンをクリックする。





















これでMaxIm DLは、ライセンス認証されたソフトウェアとして使うことができます。

ちなみに、最大2台のコンピューターにインストールすることができます。
ただし、一度に1台のコンピュータでしか使用できません。
これにより、取得と画像処理に別々のコンピュータを使用できますが、たとえば2台
のコンピュータで同時に画像を作成する場合は、2つのライセンスが必要です。
ライセンス契約(英語)
私は、2台のPCにセットアップしてあります。

これから使いこなしていくには、相当の時間がかかると思いますが
当面考えていることは、FocusMaxをMaxIm DLと統合してオートフォーカス機能
を試してみることです。