2021年3月24日水曜日

sharpcapフォーラムは情報満載?!(その2)

 


前回記事でSCフォーラムのおおまかな事を書きましたが

[一般]のコーナーを見ていただければ気付かれると思います、5行目にSCの

ベータバージョンについての項目があります。

この中では、SC4.0ベータ版関連のトピックスを見つけることができるはずです。

サイト管理者(開発者)の、次期新機能についての概要説明に対する問題点や

提案などを投稿者が提起し、サイト管理者がそれに答える形でディスカッション

されています。

以前の記事「SharpCap次期新機能のQ&A」は、この中から選んで書いたものです。

是非、皆さんもここを閲覧してみて下さい。









2021年3月23日火曜日

sharpcapフォーラムは情報満載?!



 当方は、2年前から「sharpcapフォーラム」サイトに登録しておりますが

少しこのフォーラムについて触れてみたいと思います。


このサイトは書くまでもありませんが、ソフト発祥の英国です。

フォーラムは、大きく分けて三つのコーナー(以下の画像は分かり易いように

するため翻訳したものです)になっており、閲覧または投稿する上でいわば

入口となり、自分が知りたいことや関心がありそうな投稿欄を見るための

目安になります。

英語が苦手でも翻訳ツールで十分です、自分の殻から一歩踏み出し

他のアマチュア天文家の投稿欄からヒントや参考になることを発見できる

かもしれません?。

ということで、このフォーラムの活用をお勧めしたいと思います。


sharpcapフォーラムサイト


[一般]



[ヘルプ&サポート]



[sharpcapの使用]







SharpCap 4.0ベータ版のアップデート情報!(2021/03/22)

 


4.0ベータ版のアップデート v4.0.7572 (64 bit) 情報です。



・QHY社のSDKが更新されました - バグ修正と新モデルのサポート

・翻訳の更新

・多くのバグフィックス







2021年3月22日月曜日

SharpCap次期新機能のQ&A (パート5)

 




SharpCap次期新機能の目玉になる「シーケンサーツール」について

SharpCapフォーラムで、或る投稿者(仮にfさんとします)と開発者との

やり取りのQ&Aです。(2021/03/21)


[Q-fさん]

私の目的は、太陽系外惑星の遷移を画像化することです。午後11時30分に始まり、午前4時

に終了します。午後8時にセットアップを操作できるようになり、3.30時間待つ必要があり

ます。したがって、RUNコマンドで「at'time '」オプションを追加したり、シーケンスを実

行する前にWAIT'elapsed_time'を追加したりするのはとても面白いでしょう。


もう1つの提案は、フォルダーとは独立して画像のシリアル番号を管理することです。複数の

シリーズのすべての写真を同じフォルダに入れるのは難しいようだと読みました。ただし、

同じ名前のファイルが複数あることを回避するには(フォルダーをマージする際の問題)、

画像のシリアル番号のリセットを制御する必要があります。 CCDオートパイロットはこのよ

うに機能します。とても便利です。

そのすべてについてどう思いますか?


[A-開発者]

1)特定の時間が利用可能になるまで待機します-「WaitUntil」ステップがあるため、シーケ

ンサーに「WAIT UNTILLOCALTIME23:30」を含めることができます。


2)キャプチャされたすべてのファイルをフォルダにグループ化することが可能です-「ファ

イル名とフォルダ名を配置してシーケンスキャプチャファイルをまとめる」手順を使用しま

す。

シーケンスプランナーを使用している場合は、最初にプランを設定してから、[詳細編集]ボ

タンを使用してプランを完全なエディターに移動し、微調整します。

最後に、これが探しているファイル番号ではないことはわかっていますが、ファイル名に

{FrameTime}テンプレートパラメータを使用することを検討してください。これにより、フ

ァイル番号が重複している場合でもファイル名が一意になります。



 

2021年3月21日日曜日

SharpCap次期新機能のQ&A (パート4)




SharpCap次期新機能の目玉になる「シーケンサーツール」について

SharpCapフォーラムで、或る投稿者2人(仮にdさん、eさんとします)と開発者との

やり取りのQ&Aです。


[Q-dさん]

Sharpcap 4シーケンスベータでのディザリングに関して、いくつかのクエリの容易さを明確

にできますか?

1.ピクセル単位のディザ量はどこに設定されていますか?

2.ディザリングは、phd2にリンクされたキャプチャ間でのみ発生し、ライブスタックでの可

 能な限り短時間の露出中には発生しませんか。

3.ブレッサーバージョンやオリオンスターシュート16と同じ、探索科学的な16mpディープ

 スカイカラーカムを使用していると思います。 ascomドライバーがあり、v3.2までの

 sharpcapで正常に動作します。 センサー分析後、脳機能が使えなくなりました。 ascom

 でサポートされているカメラはこの機能で制限されていますか?


[A-開発者]

1.ディザリング量は、設定の「ガイド」ページで設定されるようになりました。これは、ラ

 イブスタッキング内のディザリングとシーケンサーツールによってトリガーされるディザリ

 ングに適用されます。

2.シーケンサーでは、ディザリングを使用するには、カメラを「静止」モードにする必要が

 あります。これは、ディザリングが発生している間、SharpCapがキャプチャを完全に一時

 停止できることを意味します(ライブスタッキングで使用される短い露出も必要ありませ

 ん)。

3.v4.0ではスマートヒストグラム/頭脳を壊したり制限したりするつもりはありません-どう

 いうわけか間違ったファイルを探しているのではないかと思います。 ログを見ると、センサ

 ー分析ファイルの検索に関するエントリが見つかります。

CODE: SELECT ALL

Info    18:45:38.542090 #1 Did not find sensor characteristics at C:\Program Files (x86)\SharpCap 4.0\SensorLibrary\AA115MTEC~MONO8.json

Info    18:46:04.644927 #1 Loading library sensor characteristics from C:\Program Files (x86)\SharpCap 4.0\SensorLibrary\ALTAIRGP224C~RAW8.json

ファイル名を確認し、保存される解析ファイルを確認してください。

CODE: SELECT ALL

C:\Users\<your windows user name>\AppData\Roaming\SharpCap\SensorCharacteristics



[Q-eさん]

・子午線反転機能を追加する予定はありますか? 私はオプションでそれを見ていません。

・暗いフレームを取得して(たとえば、フィルターを暗いとして設定します。これは私が使

 用しているものです)、次に記録される画像にそのような暗いフレームを自動適用する方

 法はありますか? これを行う唯一の方法は、シーケンスを作成する前に手動でDarkを取得

 し、フォルダーパスからそれをロードするブロックを追加することです。

・たとえば、20分間に0.5秒のフレームを撮りたい場合、フレームのドロップを回避するた

 めに、ライブモードと静止モードの間のパフォーマンスに関する推奨事項はありますか?

 「高速モード」や「ハードウェアビニング」などのオプションは、その目的にも役立ちます

 か?


[A-開発者]

・子午線反転-はい、最終的には、しかしまだです-これは4.0リリース(4.1?)の後に私が

 考えることを計画していることです。

・暗いフレームを取り、使用します-まだです-シーケンサーは、従来の「今すぐキャプチャ

 して後で処理する」イメージングをよりターゲットにしています。

・2秒未満のフレームの場合、ライブモードがおそらく最適です(ディザリングが必要な場合

 を除き、静止モードが必要です)。 ライブモードでフレーム間で失われる時間は、カメラ

 のブランドに大きく依存します。それほど多くない場合もあれば、重要な場合もありま

 す。0.5秒のフレームでは、フレームドロップが存在しないことを願っています。




SharpCap次期新機能のQ&A (パート3)

 



SharpCap次期新機能の目玉になる「シーケンサーツール」について

SharpCapフォーラムで、或る投稿者(仮にcさんとします)と開発者との

やり取りのQ&Aです。


シーケンサーに関する一般的なフィードバック


[Q-cさん]

GUIまたはエディターの左下のテキストのいずれかで、既存のステップをコピーして貼り付

けることができると便利です。 私は現在、外部エディターを使用して、シーケンサーにロー

ドすることになります。


[A-開発者]

GUIでコピー/貼り付けできます-1つ以上のステップを選択し、Ctrl + C / Ctrl + Vを使用し

ます。 これらを[編集]メニューに追加する必要があると思います。


[Q-cさん]

「設定温度に達するまでスリープ」するのは良いことです(到達しない場合はタイムアウト

しますか?)


[A-開発者]

最善の方法は、組み込みのクールダウンステップを使用することです。これにより、指定さ

れた速度でカメラが呼び出されます。 ウォームアップステップもあります。


[Q-cさん]

左下のウィンドウで順番にテキストを編集できると便利です。


[A-開発者]

私はこれについて自分で疑問に思いました–編集が無効な構文につながるときに何をすべきか

を理解するのは困難です。 それを本当に使えるようにするには、問題がどこにあるかを正確

に示す方法が必要です。これは非常に多くの作業になります。


[Q-cさん]

マウントコントロールのためにRA/Decの単位(時間、度など)を記載した方が良いかもしれ

ません。


[A-開発者]

現在、単位は10進数の時間と10進数の度になっていると思います。おっしゃるとおり、これ

を明確にすべきですね。シーケンスプランナーツールを見ると、一般的に使用されている

Ra/Decフォーマットで座標を入力する方法を追加しました。試してみて、うまくいったら教

えてください。


[Q-cさん]

フォーカス障害の条件?


[A-開発者]

これまで、条件や変数を避けてきました。これらを追加すると、全体が本格的なプログラミ

ング言語になり、非常に複雑になります。 複雑さが増す中で、可能性のあるいくつかのこと

が次のようになります。エラーブロックを無視する。 エラーブロックでの再試行。 エラーブ

ロックがある場合は、回復手順を実行します。


[Q-cさん]

「RA / Dec」座標リピート関数でオブジェクト名の指定も許可されていると便利です。コー

ドが大幅にクリーンアップされるため、シーケンスを作成するためにスクリプトを使用する

必要がありません。


[A-開発者]

良い考えです。


[Q-cさん]

フォーカスについては、X分、N枚、Y度の温度変化でフォーカスをやり直す必要があること

が多いです(少なくとも、他の主要なシーケンスツールはそうなっています)。私の場合

は、X分ごとにオートフォーカスしてくれれば満足です。


[A-開発者]

「定期的なタスクを実行...」ブロックを使用してこれを達成できるはずです-これは、指定さ

れた間隔で実行される一連のステップを設定します。 静止モードでカメラを使用してキャプ

チャする場合、ステップは他のステップ間またはフレーム間でのみ実行されることに注意し

てください。 これは、定期的なディザリングが実装される方法です。





SharpCap次期新機能のQ&A (パート2)




SharpCap次期新機能の目玉になる「シーケンサーツール」について

SharpCapフォーラムで、或る投稿者(仮にbさんとします)と開発者との

やり取りのQ&Aです。


[Q-bさん]

シーケンサーに関しては、ライブスタッキングがシーケンサーに含まれていることを望んで

います。 ガイドとディザリングを備えたライブスタッキングを使用して、短い露出フレーム

のサブスタックを作成し、数分ごとに保存します。 結果として得られるサブスタックは、長

時間露光フレームのように処理して、深い画像をさらに後処理します。 これはEAAの目的だ

けではありません。 このようにして、ハードディスクをいっぱいにすることなく、何時間に

もわたって短時間の露光という利点を得ることができ、後処理時間を短縮することができます。

したがって、シーケンサーにライブスタッキングを含めることは素晴らしいことです。


[A-開発者]

シーケンサー内から制御できるようにしたいライブスタッキング機能の詳細を教えてくださ

い。 スタッキングの開始/スタッキングの停止/保存/リセットで十分ですか? それともそれ

以上のものが必要ですか?


[Q-bさん]

私が想像するのは、ライブスタッキングシーケンスを開始し(5〜6分)、サブスタックを保

存し、ライブスタッキングを終了し、ターゲットをプレートソルブして再センタリングし、

ライブスタッキングを再開してループを繰り返し、サブスタックで長い合計露出を達成し、

継続することです 目標。 頻繁なプレートソルビングとリセンタリングは、ガイドとディザリ

ングに取って代わる可能性さえあります。 短時間の露出ではガイドは実際には必要ありませ

ん。ターゲットの再センタリングは、ディザリング効果を得るにはおそらく十分に不正確で

す。 ガイドカメラと高価なマウントがなくてもできます。 これは経緯台でも機能するはずで

す。そしてもちろん、夜間にターゲットを変更したり、カメラの設定などを変更したりでき

ると便利です。

例として、7.6時間以上のライブスタッキングとサブフレームを備えたアイリス星雲を取り上

げました。


これらは、76個のサブスタック内の2280個の12秒フレームです。 2280個のシングルフレ

ームよりも76個のサブスタックを後処理する方がはるかに簡単です。


SC3.3シーケンサーにライブスタッキング機能を統合していただきありがとうございます。

ちなみに、ガイドなしのディザ機能(APTにはこのようなものがあります)を実装すること

についてどう思いますか?

上記の私の例では、プレートソルブとリセンターは、認識可能なプレートソルブに十分な星

がある限り、短時間の露出のガイドを置き換えることができます。 ディザリングは、最近の

人の不正確さによって行われます。

ガイドなしのディザ機能を使用すると、ディザリングのリセンターの不正確さに依存する必

要がなくなります。 これは、random.normalvariateメソッドを呼び出し、最近のターゲッ

ト位置の周囲のRAとDECの位置をランダムに変更するスクリプトで行いました。

想像してみてください。ピクセルエラーを滑らかにするために位置を維持し、ディザリング

を頻繁に行う、数時間にわたる短時間の露出ライブスタック-ガイドスコープ、ガイドカメ

ラ、ガイドソフトウェアは不要で、SC3.3シーケンサーのみが必要です。

ガイドなしでディザリングするという考えは、私が実際に考えたものではありません。確か

に、何かが可能であるように思われます。