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2018年10月13日土曜日

オートガイド後の構図合わせの手順



PHD2でガイド星のオートガイドが開始された後に、主鏡筒アイピース視野内(撮影天体)の

構図合わせをするための、その手順をHIROPONさんから教えていただきました。


1)オートガイド動作中のPHD2画面下の、「ループ」アイコンをクリックして

  ガイドのみを一時停止する。(ガイドカメラからの映像取り込みは継続中)

 

2)必要な構図合わせをする。

 

3)構図合わせを済ませたら、「ガイド」ボタンをクリックするとガイド再開です。

  (ガイド星を選び直す必要 なし)



後日、実際に試して確認したいと思います。













2018年10月9日火曜日

オートガイドの習熟(その4)

キャリブレーション途中でエラー!



昨日も「フォーマルハウト」を自動導入して、その付近の星をガイド星に
オートガイドの練習をしました。
当時は雲がかかっていたため、それが移動するまで数十分待ちました。

今回はツールメニューの「ガイド星の自動選択」をクリックしてスタート
したのですが、キャリブレーション途中で画面上部にエラーメッセージが
表示される事態となりました。

エラー:「赤経(RA)キャリブレーション失敗 : ガイド星が十分に動きません


















エラー詳細
<エラー翻訳>
キャリブレーションで計算されたRA加点の迎角は疑問です。 通常、これらの角度はほぼ直交し、10度未満の「直交誤差」を有する。 この較正では、24.8度の誤差がありました。これは、極座標のアライメント不良、大きなDECバックラッシュ、RAの大きな周期誤差が原因です。









直交エラーについて読み取れますが、どれが原因かは分かりません。
ただ、「ガイド星プロファイル」ツールで選択された星の状態が確認
できるそうですが、ダークフレームとの関係性も日本語マニュアル
で触れられています。
また、Hatena Blog の記事の中では、同様のエラーについて書かれて
おります。

最終的には、別のガイド星に変更して何とかオートガイドが出来ました。








2018年10月7日日曜日

オートガイドの習熟(その3)



10月5日、昼間は曇り空でしたが、夜になると雲の切れ間が出てきたので
急いでオートガイドの練習をするため、機材の準備をしました。
前回と同じく「フォーマルハウト」を自動導入して、その付近の星をオートガイドです。

今回は、PHD2 Guiding画面の、いきなり緑色十字線表示について、先日教えて
いただいた操作の確認をしました。

シフトキーを押しながらガイドボタンを押すと、強制キャリブレーションをしてよいか
どうかを尋ねる小さい画面が表示して、「はい」をクリックすると、黄色十字線(破線)
が正常に表示されキャリブレーションの開始です。



















約3分後オートガイドが始まり、緑色十字線に変わる。


















もう一つの方法の、メニューから「ツール」→「キャリブレーションデータの操作」
→「キャリブレーションデータクリア」を試したところ、その部分が
アクティブになりませんでした、何か別の設定が必要なのかもしれません?。























2018年10月5日金曜日

前回キャリブレーションデータについて



先日のオートガイドの練習で、キャリブレーションの開始時
最初は黄色十字破線が表示されるはずなのに、いきなり緑色十字線が
表示したことで不可解だと思っていたので、二人の方にその疑問を
投げかけてみましたところ、親切に教えていただきました。(以下のコメント)


<HIROPONさんのコメント>
最近のバージョンのPHD2だと前回のキャリブレーション結果を保存するようになっていて、
特に何もしないとそれを参照していきなりガイドを始めるようになっていたかと思います。
 手間がかからないのはいいのですが、結構困ることも多いので、メニューから「ツール」→「キャリブレーションデータの操作」→「キャリブレーションデータクリア」としてからガイドボタンを押すか、あるいはシフトキーを押しながらガイドボタンを押してみてください(強制キャリブレーションのショートカット)。これでキャリブレーションが行われるようになるはずです。

Mike7Makさんのコメント
(翻訳文)
以前のキャリブレーションを済ませた場合は、「ガイド」ボタンがすぐに誘導を開始します。
新しいキャリブレーションを強制するには、 'guide'ボタンを押したときに 'shift'キーを押し続けます。


以上のことを要約すると・・・
新たにキャリブレーションをする場合は、前回のキャリブレーションデータが反映されて
しまうので、そのデータをまず先にクリアしてしまうか、または強制キャリブレーションを
するかということですね。

次回の好天日に、その両方について試して確認したいと思います。
(一つ一つが勉強です!)

















































2018年10月4日木曜日

オートガイドの習熟(その2)



昨日の夜、早朝と同様にオートガイドの練習をしてみた。


夜10頃の南天の状況、明るい星がほとんど見当たらない寂しい夜空です。















「フォーマルハウト」を自動導入して、その付近の星をオートガイドしてみた。

手順通り進め、PHDガイドアイコンをクリックすると、キャリブレーションの開始
ですが、最初は黄色十字線表示されるはずなのが、いきなり緑色十字線が
表示、画面の左下を見ると確かに「ガイド」と確認できる、つまりオートガイドが
開始されたことになる。(なんとも不可解)



















ガイド星を変えても同じ、いきなり緑色十字線。


















その他で感じたことは・・・
最初、ガイドスコープに低倍率アイピースでピント合わせした焦点位置に
比べて、PHD2画面上で星のシャープになるまでは、焦点位置を繰り込ん
でいかなければなりません。(マニュアルの説明納得!)








2018年10月3日水曜日

オートガイドの習熟(その1)



約1月振りの待ちに待った好天になったので、早朝3時半に起床して
オートガイドの手順を確認してみた。


朝4時~5時、南天 星の状況















EQツースターアライメント(基準星1:シリウス、基準星2:ウエゼン)完了後
「シリウス」で、オールスターポーラーアライメントして極軸調整を済んだ後に
「アダラ」付近にガイドスコープを向けて、オートガイドを開始したが、・・・・・



















画面左下に「LOW SNR」と表示、ガイドスターボックスが黄色表示。
また、画面右下の「キャリブ」アイコンは黄色表示した。

日の出が近づいていた時間帯も影響したのか、これ以降の作業は
断念した。
あと、露出時間を増やして試してみる事も必要でしたが、今回うまく
できなかった課題は次回に生かされるでしょう。(・・・と思ってます)








2018年9月21日金曜日

Orion スターシュート・オートガイダー(SSAG)


Orion社 StarShoot AutoGuider #52064を、2017年12月ジズコさんから購入しました。
価格は特価中で、定価の半値以下という安さでした。


モノクロCMOSセンサーの本体















画像左から、USBケーブル、オートガイダー接続ケーブル
本体、1.25インチバレル















日本語取扱説明書


















2018年9月12日水曜日

オートガイダーの動作テスト


昨年暮れに買った、Orion社 StarShoot AutoGuider(スターシュート・オートガイダー)を
遅まきながら最近になって使い始めた。
その時の最初の動作テストについて書いてみた。

ただ断っておきますが、この時点はセレストロン スターセンスオートアライン
(私の観測環境では指向精度が向上しなかったので、使用を断念し現在は
使っていない)による、極軸は未調整状態でのテストです。


NexStar 8SE鏡筒上の80mmガイドスコープに
取付けた、スターシュート・オートガイダー
















PHD2 Guidingを使い(途中作業手順省略)、ガイド星をクリックすると
その星を緑のガイドスターボックスが囲み、次のイメージ画像のようになった。

(PHD Ver.1の画面を引用した、キャリブレーション前
のイメージ画像を表している。緑色の十字線は黄色に読み替えてる)




















しばらくすると、ガイド星は時間経過とともに徐々に矢印方向(画面下方向)へ
移動をし始めて、最後には画面左下に「ガイド星を見失いました」・・・(のような)
エラーメッセージが表示され、以後の作業に進めない状態となった。

日本語取扱説明書には、極軸調整が不十分の場合の内容に似た記事が書いて
ありましたが、何とも言えないのでそのヒントが得られないかと、お2人の方に
質問してみた。

まず、大島さんのコメントは・・・

追尾の問題のよりも、極軸があっていないために生じているので、極軸をより正確にあわせ
れば解決すると思います。
 ただ、極軸はほぼ合っているくらいでも、天球上の位置によってはあまり追尾に影響が出ない方向もあったりしますし、極軸が大体合っているとすればオートガイダーで十分カバーできる程度のずれで済むことも十分ありえます。つまり、ガイダーによる修正速度>極軸合わせ不良によるズレ(または追尾精度が悪いためによるズレ)の速度、であればOKですね。


また、吉田さんのコメントでは・・・

 キャリブレーション動作中は、ガイド星が赤緯と赤経方向に動きます。
ガイド星を見失う場合は、選択した星が暗すぎると思いますので、明るい星を選択するか、露光時間を長くしてみてはいかがでしょう。
なお、ピントが甘い場合も、ガイド星を見失うことがあります。


ということで、おふたりの内容は参考になりました。
いずれにしても、実際に機材を使いこなしていき、色々と試してみることが肝心だと
思いますので、最近オールスターポーラーアライメント機能の使い方をマスターした
ので、これからはオートガイドについてチャレンジです。