2018年9月1日土曜日

All-Star Polar Alignment (ASPS)機能で極軸調整

9月17日 再編集

NexStar SE8(ウェッジ装備)にAll-Star Polar Alignment (ASPA)
オールスターポーラーアライメント機能を使い,極軸調整をする実行手順を
自分なりにまとめてみた。









【手順】

① HCでアライメント方法を表示させるためENTERを押し、「EQ北半球アライメント」を
  選択してENTERを押す。

② 時刻、標準時(タイムゾーン)、日付を入力してENTERを押す。

③ 「EQオートアライメント」選択してENTERを押すと、架台のインデックスマークを
  合わせるよう指示があり、合わせてENTERを押す。

④ 子午線確認の指示があり、鏡筒をその方向に向けてENTERを押す。

⑤ 基準星1の選択を促されるので選ぶと、その星にほぼ向く。

⑥ 基準星をファインダースコープの中に入れENTERを押し、アイピースの
  中心にとらえたらALIGNを押す。

⑦ 次に、二つ目の基準星2の選択を促されるので、その星を選び、上記⑥と同様に
  実行する、"EQアライメント完了"と表示されればこれでOK。

ここからがAll-Star Polar Alignment 機能。

⑧ EQアライメント完了後に何もしていないので、最後の基準星に導入されている。
  (事前に地平線や天の北極に近くない星を導入しておく。)

⑨ ALIGNを押すと、(最初「基準星」と表示しますが、基準星を変更したい場合は、ここで
      ENTERを押せばできる)。上下ボタン(6と9のキー)を使い、「極軸アライメント」を
     選び、 「アライメント マウント」を選ぶと、その最後に自動導入した星(今の場合は最後
  の基準星2)が表示されるので,ファインダースコープの中に入れENTERを押し、アイピ
    ースの中心にとらえたらALIGNを押すと、「同期されます」と約3秒表示、ENTERを押す。



                  
⑩ そうするとマウントは若干動き、「極軸の設定の手順を開始します」と表示
  するので、ENTERを押す。











⑪ マウントの調整を促す指示がでるので、ウェッジの調整ツマミのみを使い
  (HCの矢印ボタンを使わない)星をアイピース視野中央に合わせたら
  ENTERを押すと完了。




   
  以上の実行手順を実際に後で確認したいと思います。

実は、このオールスターポーラーアライメント機能について、最近になり知りました。
当然、NexStar SE8購入時の取扱説明書には掲載されていない。
私の観測環境は南向きになので、いわゆる北極星での一般的な極軸調整はでき
ないので、何か別の方法がないかと調べてみた。

まず、海外の天体観測家の間で情報交換や質問などを公開している
サイトCloudy Nights (曇った夜) (全て英文)に質問してみた。
すると早速Michael_Swansonさんという方から、情報提供の返信投稿をいただいた。
nexstar resource siteの中のNexStar HandControl Version4 UsersGuide.pdf ( 11ページ)
に、オールスターポーラーアライメントについて説明。

前述のサイト(Cloudy Nights)を見てみて感じたことは、海外ユーザーの方は、日本
国内に比べて結構沢山おいでるようです。

また、一方国内のNexStar SEユーザーについても調べて見ましたところ少ないですね!
それでも、Erlangさんという方から詳しいアドバイスをいただきました。


Michael_Swansonさん、Erlangさんの両氏のアドバイスに感謝を申し上げます。







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