2022年12月21日水曜日

 PHD2の英語表記部分を日本語訳化 - (その5)





PHD2の現在の英語表記部分を日本語化の続きになります。


今回は、ツールメニューの機能メニューを中心にしてあります。


なお、動作環境は、組み込みのデバイスシミュレータ(カメラ:シミュレータ、マウント:


オンカメラ)を使用しています。また、表示数値は設定条件などにより異なりますので、あ


くまで参考にしてください。




ー 以下の赤枠部分を日本語化、スクリーンショットをクリックして拡大表示 ー




1. ガイドアシスタント

 (ダークライブラリーを使用)


(1) 起動


















(2) 約2分後に「ストップ」で、赤緯バックラッシュの測定開始

































































(3) 測定完了























(4) 「拡張サンプル」 ダイアログ(2分以内にストップした場合)










(5) バックラッシュの結果





















(6) 起動開始時に表示











2. ガイド星の手動選択でガイディング(ステータスバー左端の表示)


①               

        







             









































3. キャリブレーションアラートメッセージ


(1)





(2)





(3)




以下参考事例(スクリーンショット無し)

(4) 

注意:キャリブレーションは完了しましたが、赤経と赤緯レートが予想外の量で変化した (多くの場合、赤緯 のバックラッシュが大きいことが原因)


(5)

注意:キャリブレーションは成功しましたが、南への動きがほとんどまたはまったく測定されなかったため、ガイドが損なわれる可能性があります。
これは通常、ガイドケーブルの不良または非常に大きな赤緯バックラッシュが原因です。ガイドケーブルを確認し、オンラインヘルプを読んで、この種の問題 (マニュアルガイド、赤緯のバックラッシュ) を特定する方法を確認してください。


(6)

注意:キャリブレーションは成功しましたが、南への動きがほとんど測定されなかったため、ガイドが損なわれている可能性があります。
これは通常、非常に大きな赤緯バックラッシュまたはマウント機構のその他の問題によって引き起こされます。この種の問題 (赤緯のバックラッシュ) の対処方法については、オンラインヘルプを参照してください。



4. 「キャリブレーションチェック」ダイアログ


 (1) アラート問題の説明














以下参考事例(スクリーンショット無し)

赤経と赤緯のガイドレートは予想外の量で異なります。赤緯が%0.0f度の場合、赤経率は赤緯率の約%0.0f%%になるはずです。しかし、赤経率は赤緯率の%0.0f%%です。これは通常、いずれかの軸のキャリブレーションの1つが正しくないことを意味し、ガイドが不十分になる可能性があります。


 (2) キャリブレーション結果の詳細









5. キャリブレーションデータの参照
















6. 「スタークロステスト」ダイアログ












テストの進捗状況


















































7. ガイド星プロファイル表示(星のプロファイル)


 ※ 黄色枠部分
















********************************************************************************************************

以上、これまでに英語表記部分の日本語化について記事にしてきましたが、ほぼ出揃ったようです。
ただ、これで全てではありません、デバイス、カメラ、マウントと詳細設定などにより
その動作状況は様々です。従って、実際の場面では日本語化されていない英語表記文字に遭遇する場合があると予想されます。

今後、当方で編集した翻訳ファイルをこのソフト開発者に提供し、アップデートをしたものを公開していただくよう依頼する計画です。

なお、この他に後で気が付いた英語表記部分があれば記事にする(予定)です。

********************************************************************************************************









2022年12月4日日曜日

 PHD2の英語表記部分を日本語訳化 - (その4)





過去の記事(その1,その2,その3)、PHD2の現在の英語表記部分を日本語化の続きに


なります。


今回は、ガイドメニューの「詳細設定」でポップアップメッセージ(情報)部分です。


(ただし、全てではありません)


何かフィードバックなどがあればお寄せください。




ー 以下の赤枠部分が日本語翻訳化、スクリーンショットをクリックして拡大表示


(更に、ポップアップメッセージを別途拡大して再掲) ー




全体 タブ







1.「このページを表示しない」をチェックしたときに表示されなかったメッセージを復元し

 ます。


2. 以下のオプションに基づき、ガイダー画像を保存します。


3. 失われた星の発生時にガイダー画像を保存する


4. 星の自動選択時にガイダー画像を保存する。注意:この設定に関係なく、星の自動選択に

 失敗した場合は常に画像が保存されます。


5. 相対誤差のしきい値。相対誤差とは、現在のフレームの誤差と平均誤差の比率です。


6. 保存する画像枚数


7. 絶対誤差しきい値(ピクセル単位)


8. 各ディザコマンドは、各軸のロック位置をランダムに移動させる


9. 各ディザコマンドは、スパイラル状のパスに沿ってロック位置を移動しす。




カメラ タブ





10. 彩度を決定するADUレベル - 多くの16ビットカメラでは655358ビットカメラ

 では255


11. 明るさに関係なく、フラットトッププロファイルから星の飽和状態を特定することが可能


12. ガイドカメラのビニングされていないピクセルサイズ (ミクロン単位)。 ガイド鏡焦点

  距離とともに使用して、アーク秒単位でガイドエラーを表示します。



13. 既定値 = 95%。ノイズが発生したり、非常に明るい星をガイドしたい場合は、

  もっと低くしてください。すべてのカメラで使用できるわけではありません。


14. ゲインをカメラの初期値に戻す(カメラが接続されていない場合は無効)


15. この時間応答がない場合、カメラは切断されます。既定値である 15 秒は

  ほとんどのカメラに適しています。


16. サブフレーム(ROI)のみをダウンロードする場合は、チェックを入れてください。

  サブフレームの大きさは、検索領域の大きさと同じです。




ガイド タブ















17. 星の質量変化検出を有効にする場合にチェックします。有効にすると、ガイド星の質量

  が「許容範囲」の設定値より大きく変化した場合、PHDはフレームをスキップします。


18. ガイド星を識別するために使用する最小の星のHFD(サイズ)です。

  この設定は、PHD2がホットピクセル上でガイドするのを防ぐために使用することが

  できます。星のプロファイルツールを使用してホットピクセルのHFDを測定し、

  min HFDしきい値を少し高く設定します。HFDがこのレベルを下回ると、そのホット

  ピクルは無視されます。


19. ガイド星の自動選択に使用される最小の星のSNR。この設定は、PHD2がガイド星を

  選択する際に、ガイド星が暗すぎてガイドが継続できないことを防ぐために使用

  されます。

  この設定は、主ガイド星と多天ガイドの副ガイド星候補の両方に適用されます。

  この制約を満たせない場合、飽和または飽和に近い星が選択されることがあります。



20. 星空自動選択カメラフレームのダウンサンプリング係数。

  星の自動選択が変形したガイド星を認識できない場合は、1より大きい値を

  選択してください。


21. キャリブレーション中に使用するガイドパルスの長さはどれくらいですか?

  「詳細...」をクリックして、適切な値を計算します。


22. クリックすると、キャリブレーション計算ダイアログが開き、すべての

  キャリブレーションパラメータを確認または変更することができます。


23. この機器プロファイルでは、機器を接続した後、最後に成功したキャリブレーション

  から自動的にデータを復元します。


24. スコープの赤緯をもとにRAガイドレートを自動調整


25. 子午線反転後にマウントの赤緯出力を反転させる必要が あるかどうかを確認します。

  この設定を変更すると、既存のキャリブレーションデータがクリアされます。




「キャリブレーション計算」ダイアログ (ガイドタブ中の「詳細...」をクリック)














26. ガイド速度、恒星数の倍数。

  マウントのガイド速度が50%恒星数である場合、0.5を入力します。

  注意:この設定を変更しても、マウントが使用するガイド速度には

  影響しません - これはドライバーのUIまたはハンドコントローラで変更する

   必要があります。


27. 各方向の目標距離。既定値 (25) は、ほとんどの設定でうまく機能します。


28. キャリブレーションパラメーターを既定に戻す




アルゴリズム タブ
















29. 計算された補正の何パーセントを適用しますか?

  既定 = 70% 反応が大きすぎたり遅すぎたりする場合は調整する。


30. 赤緯方向反転時にバックラッシュ補正ガイドパルスをかけたい場合

  にチェックします。


31. バックラッシュ補正ガイドパルスの大きさ(mSec)


32. バックラッシュ補正パルスの最小長さ(mSec


33. バックラッシュ補正パルスの最大長(mSec


34. 赤経アルゴリズムのパラメータを既定値に即時リセットする


35. 赤緯アルゴリズムのパラメータを既定値に即時リセットする





その他デバイス タブ


補償光学装置または回転装置のいずれかを使用している場合は、このタブが表示され

ここでは、AOデバイスが使用されている場合のパラメーターです























36. AOが各方向に移動できる最大ステップ数


37. AOガイドを使用する場合は、このチェックボックスをオンにしたままにしてください。

 チェックを外すと、AO補正が無効になり、マウントガイドのみの使用となります。







            ~次回につづく(予定)~





 

2022年11月25日金曜日

 PHD2の英語表記部分を日本語訳化 - (その3)

フィードバックを求む!





前回記事に引き続き、PHD2の現在の英語表記部分を日本語化しました。


今回のは、表示メニュー、ダークメニュー、ヘルプメニューの部分です。


何か意見などフィードバックがあればお寄せください。



ー 以下の赤枠部分を日本語翻訳化、スクリーンショットをクリックして拡大表示 ー




表示メニュー


1. グラフ表示


(ポップアップメッセージは、実際の表示場所、サイズと異なっています)
















2. 統計情報表示(ガイド統計)



























3. スリット位置
















ダークメニュー


ダークライブラリ(ダークライブラリの構築)


(ここでは、露出時間が1秒から6秒の場合を表示)




























ヘルプメニュー


1. ログファイルのアップロード












































2. 簡単な機能紹介





















              ~次回につづく(予定)~







2022年11月19日土曜日

PHD2の英語表記部分を日本語訳化 - (その2)

フィードバックを求む! 






前回記事 に続き、PHD2の現在の英語表記部分を日本語化してみました。


今回は、ツールメニューの各ツール部分についてです。


何か意見などフィードバックがあればお寄せください。



ー 以下の赤枠部分を日本語翻訳化、スクリーンショットをクリックして拡大表示 ー



ツールメニュー


1. キャリブレーションデータの操作 > プルダウンメニュー


(1)今すぐキャリブレーションを切替え












キャリブデータがない場合のメッセージ










(2) キャリブレーションデータの入力...
















2. スタークロステスト

















3. 子午線反転の調整 (ウィザード)


(1) 最初のウィザード















(2) 「次」をクリックして





















(3) 「調整」をクリックして























4. ガイドアシスタント




















5. ドリフトアライメント


(1)方位角調整
























(2)高度調整

























6. ポーラドリフトアライメント




























7. 静的ポーラアライメント (SPA)


(1)自動モード


 ① 最初のウィンドウ


























② 機能説明ウィンドウ(「星図」クリニックで元のウィンドウ)


























(2)手動モード


 ① 最初のウィンドウ


























 ② 機能説明ウィンドウ(「星図」クリニックで元のウィンドウ)






























               ~次回につづく~





2022年11月12日土曜日

 PHD2の英語表記部分を日本語訳化 - (その1)

フィードバックを求む!




現在PHD2ソフトは、日本語化されていない英語表記部分があります。


経験豊富なベテランユーザーにとっては、英語表記は気にならないと


思いますが、経験の乏しい初心者(特に、初めてこのソフトを使う


ユーザー)にしてみると、困惑するでしょう?


そこで、この英語表記部分の日本語翻訳化に取り組んでみました。


現在の最新バージョン(v2.6.11)を機械翻訳で忠実に翻訳しましたが、


その文言(文字列)に何かおかしい部分がありましたら、フィード


バックを頂ければ幸いです。


なお、最終的にはこのソフトの開発者に提供してアップデートを依頼


する予定にしています。




ー 以下の赤枠部分を日本語翻訳化、スクリーンショットをクリックして拡大表示 ー



1. 新規プロファイルウィザード

  


















初めて、リストからガイドカメラを選択した時に、カメラと

PCが接続されているか尋ねてくるプロンプト画面
























ガイドカメラ選択

























リストからマウントを選択した時に、マウントが接続されて

いるか尋ねてくるプロンプト画面





















マウント接続選択
























プロファイル完了










  












2. メインスクリーン メニュー・機能ボタン

















3. ガイドメニュー > 詳細設定


 (1) 全体タブ























 (2) カメラタブ























 (3) ガイドタブ
























 (4) ガイドタブ > 詳細(キャリブレーション計算)






















 (5) アルゴリズム タブ



























           次回につづく~