2018年10月27日土曜日

直交誤差のワーニング表示される!



先日から、キャリブレーション動作がおかしい?
10月24日と26日にオートガイドの練習をしてみたところ・・・。


「キャリブレーションから計算された赤経/赤緯の角度が疑わしい」が表示される。














「詳細」をクリックすると
説明(英文)は、以前にも記事にしましたが、
「キャリブレーションで計算されたRA加点の迎角は疑問です。 通常、これらの角度はほぼ直交し、10度未満の「直交誤差」を有する。 この較正では、38.2度の誤差がありました。これは、極座標のアライメント不良、大きなDECバックラッシュ、RAの大きな周期誤差が原因です。」の翻訳内容。














前回(10月21日)の直交誤差は、10度未満の「5.6度」でノーエラー
なのに、今回はなぜそうなったのか?分からない。

極軸調整が不良なのか?、にしても星の自動導入では視野中心
とはいきませんが、ほぼ中心付近にとらえています。また、赤道儀の
バックラッシュ関係なのか?、原因を特定できません。
あとはエラーを無視してガイドは通常通り問題なく動作した。


どなたか、このような現象になり解決された方はおいでませんか?



ガイド中の、ガイド星の動きを比較


ノーエラーの10月21日と、エラーを表示した10月24日の
ガイド中の、ガイド星の動きをプロットして比較してみました。


10月21日 赤経、赤緯方向のズレと、修正推移プロット図
















10月24日 赤経、赤緯方向のズレと、修正推移プロット図
















特に、10月24日赤線のDECDistance(キャリブレーション結果から
計算された赤経方向のガイド星のズレ)を比較して見ると、一目瞭然で
プラス値に大きく波うっていて、修正タイミングも不規則な波形です。


次に、ガイド中のガイド星の動きについてプロットして比較してみます。

10月21日 ガイド星の動きプロット図

















10月24日 ガイド星の動きプロット図

















これも、10月24日 赤緯方向プラス値の方向へ頻繁に
動き回っている様子が分かります。


いま思い出してみると、キャリブレーション時の、赤緯ステップに
時間が掛かっていたようで、値が40以上を示していましたので
赤緯方向の動きに問題がありそうです?











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