2019年8月4日日曜日

Maxlm DL6 ヘルプメニューからPDF日本語マニュアルを開く




Maxlm DL6の英語マニュアルを日本語マニュアルに翻訳編集中(進捗度:70%)ですが
とにかく根気のいる作業です。

ここで、ヘルプメニューからPDF日本語マニュアルをダイレクトに開くことができない
ものかと考えてみました。

















ヘルプメニューから開くには、Word(.docx)ファイルでは開くことができないので
エクスポートしてAdobe PDFを作成。















作成したPDFファイル(目次の一部)。 (断り、前回記事 の理由でファイルは非公開)














元々の英語マニュアルPDFファイルは、このソフトをインストール時に
Documents \ MaxIm DL 6 \ Downloadsフォルダに自動的にダウンロード
配置されますが、ヘルプメニューのPDF Manual(英語表記時)=「日本語
マニュアル」名のコマンドをクリックすることにより、このPDFファイルが
開きます。
では、作成したPDFファイル(ファイル名:日本語マニュアル)を、元々の
英語マニュアルPDFファイルと置き換えればよいのではないかと普通は
考えますね。
実際に置き換えてヘルプメニューの該当のコマンド名をクリックして開いて
みると、英語マニュアルが表示します、これは Downloadsフォルダに英語
PDFファイルが存在しない場合、コマンド名をクリックした時に、自動的に
再度ファイルをダウンロードして配置される仕組みになっているからです。

今度は、下の画像のようにファイル名を同じくして置いてみました。













通常はここで、上書きされて日本語ファイル1個になるはずですが
結果的に両方のファイルが共存する形になり、当然ヘルプメニュー
をクリック時には、英語マニュアルが表示されます。

 2つのファイルは同じファイル名を持っているように見えますが、
それらは異なる方法でエンコードされています。 そのため、両方が
同じフォルダに同じ名前で同時に表示されるということです。

これは、Unicode(UTF-16)とASCII(UTF-8)の文字コードの問題で、英語版Windowsは
UTF-8を使っており、私たちの日本語版WindowsはUTF-16を使っている関係です。

結論はこうです。
英語マニュアルのファイル名(Maxlm DL Manual.pdf)を、コピーして
日本語マニュアルのファイル名として貼付けする、ただこれだけの
ことです。

今回の「ヘルプメニューから日本語マニュアルを開く」件について
Diffraction Limited社 サポートフォーラムのスタッフの方と約1週間
やり取りをして解決できました。

この場をかりて、スタッフのDougさんにお礼申し上げます。










2019年7月14日日曜日

Maxlm DL6 英文マニュアルの日本語翻訳進捗状況





Maxlm DL6の英文マニュアルの日本語翻訳編集 作業進捗度は

現在のところ、およそ半分程度(370ページ)に進んでいます。

ただ、全ての翻訳を終えても、更に手間のかかる作業があります

それは、関連記事にジャンプするためのハイパーリンクの作成で

随所にかなりの数があり、根気のいる作業となりそうです。


なお、翻訳編集が完了したあかつきには、公開しようと思って

いましたが、このソフト発売元のDiffraction Limited社 (Support Forum)

に尋ねてみたところ、やはり待ったがかかり、ユーザー個人でのみ

ならOKで、一般公開はライセンス協定違反ということですので

残念ながら公開は出来ません。







2019年6月29日土曜日

Maxlm DL 6 マニュアルの翻訳編集中!




MaxIm DL 6(有料版)PDFマニュアル(英文)
インターネットから自動的にダウンロードされ、マイドキュメント\ MaxIm DL 6 \ Downloads
に保存されます。
この英文マニュアルの、日本語翻訳編集を現在作業中です。

720ページ余りで構成されており、この手のソフトでは類を見ない量です。
翻訳編集は気の遠くなる作業ですが、やるからには完全に編集しようと
意気込んでいます。


英文マニュアルのCCD Focusing Tutorialの項














翻訳編集済みのCCDフォーカシングチュートリアルの項














英文をそのまま翻訳すればよいのですが、編集いて行く上で手間のかかる
作業があります、それは随所に、別の場所にある情報(記事)にジャンプする
リンクの追加と、関係WebサイトURLのリンクの貼付け作業です。

翻訳作業は、このソフトを使う上で必要不可欠なので
時間は掛りますが、完成させたいと思っています。






2019年5月29日水曜日

Maxlm DLのメニュー部分

遂に、日本語化表記に成功 !!




Maxlm DLのMenu部分リソースの英語文字列を、日本語翻訳書き換えして
実際のメイン実行ファイル上で日本語表記するために取り組んできましたが
遂にそれが成功しました。

約1ヶ月かかりましたが
いやはや、ここまで来ると自分で言うのもなんですが執念ですね。

成功したきっかけは、ごく単純なもので、次の画像のように
ソフトをたまたまいじくっていた時の事です。

①メイン画面のViewクリック
②Toolbarsクリック
③Customize...クリック
④CustomizeダイアログボックスのMenuタブをクリック
⑤Resetボタンをクリック
⑥画像のようなメッセージで、「はい」をクリックすると
  瞬時にメニューバーが日本語表記します。














既定の元々のメニュースタイルを、リセットすることにより
日本語表記が反映されて表示されたということでしょうね?。


メニュータブごとにクリックした時の日本語表記 (合成画像)















これで完全に全ての日本語化になっていないようです?。
「String Table」リソース部分の翻訳書き換え作業を現在
行っています。







2019年5月28日火曜日

Maxlm DLの日本語化 (その後)




Maxlm DLのメイン実行ファイルは「Maxlm_DL.exe」ですが
この中には、全てのダイアログボックスを表示するリソース
が格納されておりません。

例えば、Viewバー > Camera Control Windowを開いて見ると
ダイアログボックスは英語表記のままの状態です。















そこで、Resouce Hackerソフトは「.dll」拡張ファイルもリソースの
閲覧、書き換えが出来ることを思い出し、Maxlm DL構成ファイル
(160個)の中から、「Maxlm CCD.dll」拡張アプリケーションの
Dialog部分(55リソース)を翻訳書き換えして、次の画像のように
日本語化表記できました。


















このようにして、Maxlm DL構成ファイルの他の「.dll」拡張ファイル
についても、Dialog部分リソースがあるファイルについては
翻訳書き換えをしました。

















このソフトについては、かなり複雑な構成であることを実感しています。







2019年5月19日日曜日

Maxlm DLの日本語翻訳書き換え完了!




前回記事で、Resouce Hackerでダイアログ部分の日本語翻訳書き換え作業途中と
書きましたが、ようやく全て(251リソース)の書き換えが完了しました。
作業に要した日数は延べ約10日間です。


Resouce HackerでDialog部分の表示。
















英語表記と日本語表記では文字の長さが違う為に、ボタンの長さに文字列が入り切らなく
なるなど調整したい場合は、まずダイアログボックスの目的のコントロールを左クリックして
四角を出します。マウスポインタがこの形になっている時は移動 が可能です。
また、マウスポインタが この状態のときはコントロールの
大きさをそれぞれの方向に変更可能で適当に調整します。
 















なお、この際にMenu部分(Maxlm DL 本ソフトでは日本語化反映不可)も
日本語翻訳書き換えをついでにしました。
Menu部分は少なくて、32リソースです。
これで、メニューバーを日本語表記で閲覧できるので本ソフトと併せて使えます。














最後に、正直なところMenu部分の日本語化反映について、まだ諦め切れて
おりません。







2019年5月12日日曜日

Maxlm DLの一部日本語化に成功!




前回記事で、Maxlm DLの日本語化を試してみて諦めていましたが
その後、諦めきれずに試行錯誤を繰り返した結果、一部の日本語化
に成功しました。
その一部とは、Dialog(ダイアログ)のリソース部分です。
ただ、Menu(メニュー)のリソース部分については、どうしても解決
できませんでした。

前回記事と重複しますが、まず「Resouce Hacker」ソフトでDialogの
リソースの閲覧、書き換えを行います。

英語を翻訳書き換えた後に
フォントの文字部分「FONT 8, "MS Shell Dlg"」も
日本語対応のフォントの「FONT 9, "MS UI Gothic" 」に書き換える。
(ダイアログによって、フォントの文字部分が無表記の場合がある。)
最後に、メニューバーのファイル > 保存を実行する。














後は、「WDiff」ソフトで差分生成ファイルを作り、日本語化前の
「Maxlm_DL.exe」が格納されている場所でパッチ当てをする。


以下は、日本語化が反映されている一例です。

例として、メニューバーのFile > settings...をクリック。














Generalタブ → 全般タブのダイアログ比較。














Fileタブ → ファイルタブのダイアログ比較。














FITS Headerタブ → FITSヘッダ タブのダイアログ比較。












Site and Opticsタブ → サイトと光学タブのダイアログ比較。














Audible Alarmsタブ → 警報音タブのダイアログ比較。















以上のように、確かに日本語化が反映されていることが分かります。

ダイアログボックスは250個余りあり、全て使うものでもありませんが
現在、日本語化書き換え作業は途中なので、まだ相当数残っており
気の遠くなる話ですが、時間をかけてつまつまと全ての日本語化書き
換えをしたいと思っております。

最後に、Maxlm DLを使っておられる方で、少しでも興味のある
記事であれば幸いです。