SharpCap次期新機能のもう一つの目玉で「カメラ静止モード」について
簡単に紹介しておきます。(以下、開発者の記事引用)
これまでのSharpCapは、カメラを音声カメラのように動作させていましたが、「静止モー
ド」はSharpCapにとって大きな変化です。つまり、常に画像を撮影して画面に表示し、録
画ボタンを(事実上)押したときにだけ保存するというものでした。しかし、高解像度の
CCDカメラや、現在開発中のアスコム社製ドライバで接続されたデジタル一眼レフカメラで
は、問題が生じます。これらのカメラでは、画像のダウンロードに時間がかかり、
SharpCapアプリケーションがロックしてしまい、ほとんど使用できないことがあります。
カメラ静止モードに変更するオプションがあれば、SharpCapでこれらのカメラをより使い
やすくすることができます。
ツールバーの左端にある「ライブビュー」ボタンを切り替えることで、動画モードと静止画
モードを切り替えることができます。
ビデオモードでは、ツールバーは以下のように表示されます。
静止モードに入るためにライブビューをオフにすると、次のようになります。
* キャプチャーボタンを押さないと、カメラから画像が取り込まれません。
* ツールバーに「フレーミングショット」ボタンが表示され、カメラから1枚の画像が撮影さ
れますが、ファイルには保存されません。
* カメラにゲイン調整機能があり、SharpCapがカメラのゲイン調整機能を理解している場合
は、「フレーミングショット」ボタンの下のドロップダウンに「フレーミングショット・
クイック」ボタンが用意されています。クイックバージョンのボタンは、ゲインを最大に
し、明るさがほぼ同じになるように露出を下げ、1枚のショットを撮影して画面に表示した
後、ゲインと露出を元の値に戻します。
* ライブスタックなどの一部のツールを有効にすると、カメラは自動的に動画モードにな
り、これらのツールを閉じるとカメラは静止画モードになります。もし、ツールがカメラ
をビデオモードにしてはいけない場合や、不必要にビデオモードにしている場合があるよ
うでしたら、ぜひ教えてください。
* 既存のキャプチャーボタン(「キャプチャー開始」、「クイックキャプチャー」、「スナ
ップショット」)は、舞台裏での実装は若干異なりますが、ビデオモード時と同様に動作
します。
* シーケンサーツールをディープスカイイメージングに使用する場合は、ビデオモードより
も静止モードでのキャプチャーを推奨します。周期的なディザリングなど、シーケンサー
ツールの一部の機能は、フレーム間でディナーを行うために、カメラを静止モードで動
作させる必要があります。
SharpCapで一般的に使用されているカメラ(Webカメラを除く)のほとんどは、カメラの
静止画モードと動画モードの切り替えに対応しています。現在のところ、少なくともAltair、
Ascom、Atik、Moravian、QHY、SX、ZWO、Test Cameraが対象となっています。需要が
あり、カメラSDKが個々のフレームの撮影をサポートしていれば、他の種類のカメラをこの
リストに追加することも検討します。
なお、ライブモード専用のカメラや静止モード専用のカメラを起動したい場合は、カメラを
起動する前に「ライブビュー」ボタンの状態を正しく選択する必要があります。
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